1/12 Today クルーゾ監督没(1977)……「恐怖の報酬」はよかったね〜


アンリ・ジョルジュ・クルーゾー(H.G. Clouzot)監督といえば「恐怖の報酬」といえば歳が知れる。でも本当に手に汗を握るサスペンス映画だった。イヴ・モンタンがよかったなあ。

南米はベネズエラで油田火災が起こる。消火するにはニトログリセリンを大量に爆発させ、一気に吹き消すしかない。一刻を争う状況下、火災現場までニトログリセリンを輸送する危険極まりない仕事に多額の懸賞金がかけられた。最初に出発したトラックは道の石ころを踏んだ衝撃で爆発。二台目のトラックを運転するのはわれらがイヴ・モンタン。

一番怖かったのは、爆発で出来た原油の池をトラックで乗り越えるシーン。いったん停まればはまり込んで抜け出せない。イヴ・モンタンは誘導しようとして足を取られて動けなくなった相棒をぎりぎりの低速で轢きながらトラックを前進させる。相棒は死ぬがモンタンは懸賞金を手に入れる。

有頂天のモンタンも帰る途中に崖から落ちて死ぬ。あの賞金はどうなってしまうのだろう(と見ながら気になった)。

ベネズエラの石油掘削現場で一晩中作業の立ち会いをしたことがある。あたり中泥だらけで座ることが出来なかったのでつらかった。オイルマンは今も昔もああいった荒くれ男たちだ。この映画を思い出した。


(昨年のエントリーの再掲載)

Posted: Thu - January 12, 2006 at 06:17 AM           |  


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