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ヴァスコ・ダ・ガマがインドに到着(1498)、東洋との直接貿易が可能に
ポルトガル人のヴァスコ・ダ・ガマは、この日インドのカリカット港に到着。アフリカの喜望峰をまわる新航路を発見したのだ。これで東洋との直接貿易が可能になった。この航海でインドから持ち帰った商品は仕入れ値の60倍で売れたという。
世界各地の要素価格の格差を裁定するのが貿易の使命だ。それが世界の人々の幸せに結びつく。もちろん現状維持を図る既得権益集団の抵抗はすごいが、人類のためにもがんばらなくてはいけない。
フランスのボルドー港に面白い博物館がある。税関博物館という。中に200年前からの掲示があって、「フランスの国土を守るのはフランス軍だけれど、フランスの産業を守るのは税関だ」と書いてあった。思わず笑ってしまった。ああいうことを言っているからナポレオンのフランスは負けてしまったのである。
イギリスでは海賊で密輸業者のドレイク船長が貴族に取り立てられた。アルゼンチンでも「スマグラー(密輸業者)」という名前のウイスキーが人気を呼んでいる。アメリカ南北戦争時代,北軍の港湾封鎖を破って物資を運び込む封鎖破り男レット・バトラーは英雄となった。いずれも自由貿易で大発展した(もっともアルゼンチンはその後に政策転換したのでダメになったが)。ぬくぬくと暮らす既得権集団を保護関税で守ろうとする国は、必ずぽしゃる。
現在世界における要素価格差の最たるものは日本の農産物価格と国際価格の格差だろう。誰かコメや野菜を密輸船で日本に運び、強制的に高い農産物を買わされ苦しめられている日本の都市貧民を救う英雄は現れないものか。それこそ日本のレット・バトラーだ。
(再録エントリー)
Posted: Thu - May 22, 2008 at 11:18 AM
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