12/27 Today 改正民法公布 (1947)……公布後60年,ようやく定着しつつある?


改正民法が公布され (1947)、家(イエ)制度が廃止された。日本社会の近代化は、ようやくこの日から始まった。

でも法律は変わっても国民の意識はなかなか変わらなかった。家制度の主柱である狭い範囲での共同体意識は戦後の企業社会や官僚社会にも受け継がれて行く。こういうものが本当に変わるには法律が変わってから60年はかかる。今ようやく変化の過渡期に入ったばかりだ。本物の変化はこれからである。法体系が変わってしまっているので後戻りすることはない。

ちなみに日本の農村はいまだに旧民法の社会だ。新民法が日本社会に定着して行くにつれて「田分け」を通じて農地は更に細分化され,生産性が更に低下せざるを得ない。日本の農業の担い手を「家族」と規定している限り新民法下で必然的にこういう事態となる。農業の活路は農地所有を誰にでも開放し、農業を企業化・法人化する以外ないのである。


(初出:2003.12.27)

Posted: Thu - December 27, 2007 at 03:07 PM           |


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