9/11 Today アジェンデ大統領の爆死 (1973.9.11)


チリのクーデーター。米国の支援を受けたピノシェ将軍は空軍機を使って大統領官邸にミサイル攻撃をかけた。官邸は吹っ飛び、医者で社会主義者のアジェンデ大統領は死亡。選挙で選ばれた世界最初の共産党政権はかくして終わりを告げる。

散人はちょうどその時チリから山ひとつ離れたアルゼンティンのメンドーサで研修生生活を送っていた。首都ブエノスアイレスの店から、クーデター勃発でチリとの連絡が途絶え在留日本人の安否が確認できない、メンドーサからの電話連絡を試すようにとの指示を受け、チリの店に電話をかけると奇跡的につながって安否確認が出来た。ところがそれを伝えようとブエノスアイレスに電話をしようとすると今度はかからない。数時間も待たされてしまい、その間にNHKが現地との連絡に成功してしまったので、散人の第一報は無駄になってしまった。今思い返すと懐かしい話だ。

「チリはあまりに長い国なので、どんな事でも起こる」とはフォルクローレ「サンタ・マリア・デ・イキケ」の歌詞である。いろんなことが起こった。その後、米国型自由主義経済システムの導入でチリはみるみる良くなるはずだったが、あれから30年。あまり変わってない。いったん社会主義化されてしまうと、その体質が染みついてしまうのだ。

昭和期に形成された日本の社会主義的ムラ体質も、日本にしみ込んでしまっているだけに、正常化には時間と継続的な努力が必要。

(初出:2003.9.11)

Posted: Tue - September 11, 2007 at 01:14 PM           |


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