5/20 Today 成田空港開港(1978)…ニッポン問題の縮図がここにある!


今日は成田空港開港30周年記念日だそうだ:
日経社説 開港30年を迎えた成田の次の課題は(5/20)
 日本の空の玄関である成田国際空港が20日、開港30周年を迎えた。この間アジア各国では大規模空港が次々に整備され、日本は「空の大競争」に大きく出遅れている。空港は貿易や観光振興を含めて日本経済を活性化するための戦略インフラであり、成田と羽田の首都圏両空港の着実な整備が今後も欠かせない。
いまだに「まともな」国際空港として機能していない。このおかげでニッポンはアジアの競争相手に比べ大きく立ち後れてしまった。

あの広大なフランスのドゴール空港を建設するのに,立ち退いた農家はほんの数軒だったらしい。用地買収は簡単だった。それに引き換え,成田の地権者は桁違いに多かった。日本のイナカには人が住みすぎていることは、これからもあきらか。これが諸悪の根源。

もうひとつ。日本では地権者の権利が異常に強いことも「諸悪の根源」になっている。高坂正堯によれば、世界でこれだけ地権者の権利が保護されている国は,日本と旧西ドイツだけとのこと。いずれもアメリカに戦争で負けて占領された国。米国は日本やドイツが二度と軍事的・経済的「強国」になれないように地権者の権利を異常に強くした法制度を敗戦国に押し付けたという説がある。成田の例を見ると,まさにその縛り(GHQの残した桎梏)がうまく機能していることがわかる。戦争には負けたくないものである。

最初の問題に戻ると、農地解放もGHQの仕業。そのおかげで無数の小地主(自作農)が日本に誕生した。彼らは制度的に守られているので普通のビジネスと違って淘汰が効かない。いまだに日本のイナカに人が多い所以である。

Posted: Tue - May 20, 2008 at 07:13 PM           |


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