4/17 Today 徳川家康、天ぷらを食べて死ぬ (1616)


家康に献上された南蛮渡来のオリーブ油。さっそく家康はそれを使って天ぷらを作って食べることにした。あまりのうまさに感激しておかわりして食べたという。案の定、消化不良で死んでしまった、という説をどっかで聞いた。でも、おいしいものを食べて死ねるとは、大往生だね。

当時の日本人は、漬け物と味噌汁で大量の米飯を掻き込むという食生活を送っていたから胃腸が弱かったらしい(新居裕久先生の説)。脂っこいものになれていない家康が、いきなりオリーブオイルで揚げた天ぷらをおかわりして食べるというのは、いかにも無謀であった。消化不良は苦しい。当時は太田胃散もなかった。

でもどんな死に方も最後は苦しいと云うから、同じことなら天ぷら食って死んだ方が楽しい。家康は幸せだったのではないか。

ちなみに散人は家では天ぷらを食べない。油がとんで台所が汚くなるしカロリーが高すぎる。日本人が天ぷらとか揚げ物を多量に食べるようになったのは、GHQの指導によるものだったらしい。当時の日本人の栄養失調を改善するのには、何でも揚げて食べろというのが一番手っ取り早いとの判断でいろいろ「指導」をしたとのこと。今は栄養過多の時代だし、GHQの指導も余計なお世話だと思うので、揚げ物は食べないのだ。


(初出:2004.4.17)

Posted: Tue - April 17, 2007 at 07:54 AM           |


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