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国際連盟リットン報告書を採択
(1933)……松岡洋右堂々退場
国際連盟総会が満州事変を日本の侵略とするリットン報告書を賛成42、反対1、棄権1で採択(1933)。リットン調査団のメンバーは、団長がイギリスのリットン卿、その他フランス、イタリア、ドイツ、アメリカから参加していた。満州での日本の権益を認めるなど、かなり妥協的な結論となっているにも拘わらず、採決と同時に松岡洋右たち日本代表は一斉に退場。3月27日には連盟を脱退した。
満州の権益を認めて貰えるんだったら、その方がわざわざ不経済な植民地経営をするよりよほどよかったと思うが、ナショナリズムでいきり立ったニッポンの国民感情はそれを許さなかった。松岡洋右は「堂々と退場した」ことで国民的英雄に。ちなみに、團伊玖磨のお祖父さんの團琢磨は自分が暗殺される前夜にリットン卿を接待している。その時生きていたら、さぞ残念に思っただろう↓團伊玖磨のお祖父さん團琢磨
(初出:2005.2.24)追記)ニッポンではおかしなことでもいったん「空気」としてそれが広がると、それに反対する人間はすべて「KY(空気が読めない)」と排斥されることになる。最近は「ブラックバスなど外来動植物は全部殺せ!」とか「小泉純一郎は外資の走狗で国民の敵だ、バラマキ復活で格差是正だ!」とか「高くても地球資源の浪費でもいいから地産地消だ!」とか「中国製食品は毒入りだ、ニッポン製食品なら絶対安全だ。その分余分に払え!」とか「世襲漁業権を軽く見てわがまま漁船に針路を譲らなかった自衛艦はケシカラン!」とかいうのが「空気」らしい。利権集団がうまくマスコミを使って広げているのだが、一種の集団ヒステリーである。こういう愚民感情が日本を破滅させたことは歴史が物語っている。
Posted: Sun - February 24, 2008 at 07:04 AM
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