12/24 Today クリスマス・イブ……年に一度は本当の「善行」を考えよう!


小さなクリスマスツリーを作った。デコレーションの人形は、曙橋から荒木町の方に上る坂(新坂)の途中にある第三世界製品専門店で買った。このお店はアフリカの木工品とか並んでいる店だが、このクリスマスツリーのデコレーションも南アフリカ製。小さな手作りの木彫りの人形が20個ほど入っていて1000円。サンタクロースやトナカイなどそれぞれとても細かい細工でかわいらしい。見ているだけでほのぼのとする。ふと、日本にもアメリカにこういうものを売って外貨を稼いでいた時代があったことを思い出した。貧しい国からこういう品物を買ってあげることこそが本物の途上国援助であり地球規模の善行なのである。



地球には豊かな国と貧しい国がある。これを何とかしようと言ってODAなんかをする。NGOなどの人道的支援をする。でもなかなか実態は変わらない。貧しい国は貧しいままだ。しかし、先進国の住民も途上国の住民も等しく徐々に豊かになっていき格差が縮小する方法がある。途上国からの製品輸入に他ならない。

たとえばこのクリスマスツリーのデコレーション。これを日本で作るとしたら、いったい幾らになるのか。機械生産が出来ない木彫りであり、20個入りのパックならどうしても5000円ぐらいでないと採算がとれないだろう。それが1000円で買える。同時に南アの貧しい労働者に仕事を与える彼らを豊かにすることが出来る。

WTO農業交渉が農水省や農業団体のの反対で先送りされてしまった。途上国が一番輸出したがっている製品は農産物である。安くて競争力がある。都市住民も買いたい製品だ。国内農業に一定の影響があることはわかるが、途上国への援助はODA(ほとんどが都市住民が払う税金から支出される)だけでいいのか?

クリスマスである。あまり自分のことばかりではなく、地球規模での真の善行を考えたいものである。


(初出:2003年12月24日)

Posted: Sat - December 24, 2005 at 11:12 AM           |  


©