3/24 Today 壇ノ浦の戦い (1185)……本邦最後の大海戦、以後は陸戦が主体に


壇ノ浦の戦い(1185.3.24)。源氏と平家の最後の戦いは、海上で行われた。中世になるとほとんどの戦(いくさ)が陸上戦となるが、それ以前の時代では「海」と「船」がきわめて重要な意味を持っていたのだ。

そもそも神武天皇からして船で攻めてくる。大和に攻め込む時も大阪あたりで上陸するが、敗退し一度また船で熊野まで南下。そこから北上する。京都でももっとも古い時代からある神社は貴船神社じゃなかった。船を奉ったもの。埴輪にも馬と船はよく描かれている。中大兄皇子は船で百済救援に駆けつけるし、額田王は「今や漕ぎ出でな」と詠んだし、負けたのも海上戦(白村江)。

でも、この戦い(壇ノ浦)で農耕民的性格を持った源氏が国際的で海洋的な平家を滅ぼしたことで、日本は国内派(農耕型)の天下となる。以後の戦争はほとんどが陸戦。船の文化と技術は停滞し、やがて衰退し、日本人の島国的性格を形成する。この源氏的(農耕民的)性格は今の自民党にまで引き継がれている。


(初出:2005.3.24)

Posted: Mon - March 24, 2008 at 07:36 AM           |


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