4/2 Today フォークランド戦争勃発 (1982)……今も昔も領土問題は下手すると戦争


アルゼンチンがイスラス・マルビーナスと呼び自国の領土だとしているフォークランド諸島を占領(1982.4.2)。イギリスは大艦隊を派遣して奪回に出ます。いわゆるフォークランド戦争。南極に近いごく小さな島ですが、主権がからむととにかく揉める。

人口もほとんどおらず経済的価値もない島ですがアルゼンチンにとってはナショナリズムの象徴。当時のアルゼンチン政府は失政に注ぐ失政で国民の人気を失っていた。そこで島を取り返そうということとなる。あんな島などイギリスは気にもかけないだろうと思ってやったのだが甘かった。今も昔も変わらぬイギリスのジンゴイズム。イギリスは持っている軍艦ほとんどすべてを集めクイーン・エリザベス号まで徴用し大艦隊を編成。島の奪回作戦にでる。

当時散人は南米にいたので短波ラジオを買って毎晩戦争のニュースを聞いていましたが迫力ありましたね。まるでスポーツの実況中継。当初アルゼンティン軍はエグゾセミサイルやシューペル・エタンダール攻撃機などでイギリス艦をかなり沈めていい線行ってたんだけれど、イギリス軍は平気でルール違反もするし(戦争指定海域以外でアルゼンチン軍艦を轟沈するなど)勝つためには手段を選ばない。

最後に陸上での泥まみれの白兵戦になるとアルゼンティンは総崩れになってしまう。ラテン系はやはり格好のいい戦いでないと元気が出ないのだ。歴史的事実だが、白兵戦となるとモラルの勝負。総じて民主主義国家の歩兵の方が強いのかな。

日本でも同じような島が二三ある。ナショナリズムがからむととてもやばい。イッシューとしないことこそ肝要。戦争はスポーツじゃないんだから。


(再掲載エントリー)

Posted: Mon - April 2, 2007 at 07:10 AM           |


©