6/17 Today ゴーストップ事件 (1933)……警官と軍人のどっちがエライ?


昭和8年6月17日の昼頃、大阪天神橋6丁目の交差点の赤信号を無視した兵士を巡査が制止したが言うことを聞かず格闘となった。兵隊と警官のどっちがえらいのか、陸軍省と警察を仕切る内務省の間で面子をかけた争いに発展。

本当に馬鹿。でも一つ言えることがある。このように戦前の内務省とは陸軍省とですらケンカできるだけの実力官庁であったこと。おまけに各省庁の中で内務省だけが自分の傘下の「業界」をもっていなかった。その意味で一般消費者の立場から「生産者や組合」(各省庁)の暴走を押しとどめる牽制機能を持っていたと言うこと。

でも戦争に負けて内務省は消滅。タガが外れたので戦後は「業界」の利益だけを代弁する省庁が跋扈する時代となった。生産者(組合)の利益が第一に優先される戦後の風潮はこうして始まったといえる。


(初出:2003.6.17)


追記:その意味で、今度の「消費者庁」は結構な話なんだが、こいつがまた「安全、安全」を口実にものを高く売り付けようとする「ヘンな生産者」に振り回されそうな予感。ニッポンは変わらない。

Posted: Tue - June 17, 2008 at 10:09 AM           |


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