10/16 Today マリー・アントワネット処刑 (1793)……パンとお菓子の神話


可哀想な王妃マリー・アントワネットがギロチンで処刑されました。「パンがないのならお菓子を食べたらいいのに」という頓珍漢(とんちんかん)な発言が知られていますが、あれはどうも彼女の言葉ではなく、後世に作られた為にする宣伝だったようです。

さらに、その後の研究によると、当時のヨーロッパには植民地から大量の安価な砂糖が輸入され始めたことにより、同じカロリー量を摂取するとして、パンを食べるのもお菓子を食べるのも値段的にはあまり変わらなかったとのこと。カフェ・オレやミルク・ティーに大量に入れる砂糖は、エネルギー源としてほとんど「主食」的に摂取されていたらしい。

だから、もし彼女が本当にこの発言をしていたとしても、それほど「家計音痴、頓珍漢(とんちんかん)」の発言ではなかった。いろんな意味で多くの濡れ衣を着せられた女性でした。


参考
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川北 稔

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(初出:2003.10.16)

Posted: Tue - October 16, 2007 at 07:00 AM           |


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