1/13 Today エミール・ゾラ「我、弾劾す」を発表(1898)……その時漱石は?


ユダヤ人士官ドレフュス大尉がスパイ容疑で逮捕され不明瞭な裁判で有罪判決を受けたものだが(世に言うドレフュス事件)、正義感に燃えるゾラは大統領宛公開状で、この判決の不当性を強烈に訴えた。政府は逆にゾラを名誉毀損罪で訴え、裁判で有罪が確定。ゾラは亡命を余儀なくされる。文字通り体を張っての弾劾であった。

このとき日本の文人達は何をしていたかというと、漱石は熊本の第五高等学校の教授として九州に赴任しており、ちょうどこの頃、『草枕』の舞台となった小天温泉に遊び「那美さん」のモデルとなった不思議な女性に出会っている。一緒にお風呂に入ったりなんかして、たのしそう。

荷風はと言えば、上海から帰って、高等商業学校付属外国語学校清語科入学したが、学校はさぼってもっぱら小説を書いていた。

ゾラに較べると明治の文豪は軟弱じゃのう。

ゾラの「我、弾劾す」については次のページに詳しく書かれています。↓

フェリックス・フォール街通信


(昨年エントリーの再掲載。「今日はなんの日」は何回でも同じものが使えて便利)

Posted: Fri - January 13, 2006 at 09:13 AM           |  


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