3/23 Today 明治政府、小学校を設立(1869)……「不教の民は使いがたく」


明治政府は小学校を設立(1869.3.23)。明治2年のこと。戊辰戦争が終わったばかりの混乱の中で、はやばやと国民教育に着手する。

欧米に派遣された岩倉具視視察団も各国の教育制度と実態の視察に多大の時間とエネルギーを費やしている。それについて以前書いたもの↓

10/8 Today 岩倉遣欧使節派遣 (1871.10.8)

その中にこんなくだりがある。不教の民は使いがたく、無能の民は用をなさず」。すごい表現。岩倉使節団のエリート意識には辟易するが、国民教育の根本目的は「使いやすい有能な民」を大量生産することにあったことは、この言葉からもうかがえる。

「ゆとり教育」も所詮同じことで、目的は「小賢しい屁理屈をこねる人間よりも素直で従順に仕事をする人間」を大量生産することにあった。でもこれじゃ中国やインドに負けてしまうと言うことで、いままた見直されているが、所詮「不教の民は使いがたく」という「お上意識」は健全。


(初出:2005.3.23)

Posted: Sun - March 23, 2008 at 11:30 AM           |


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