「世界の国々と比べると、国土のいたるところに人が住む日本は異例だ」(日経新聞)


今日の日経朝刊(一面記事)はいいことを言っている:
自 治体に街づくりを助言している慶応大学教授の上山信一(47)は「日本は都市とだれも住まない地域とに別れる」と予想する。世界の国々と比べると、むしろ 国土のいたるところに人が住む日本は異例だ。1974年に開港したパリ近郊のドゴール空港の場合、立ち退いた農家は六、七軒。米国も欧州も、たいていは都 市と都市との間に人っ子一人住まない土地が広がる。
ドゴール空港と成田空港の地権者数を比較してみるといかに日本が異常な状態にあるのかがわかる。日本の鄙には人が多すぎるのだ。

日経新聞は続けて言う:
日本の公共事業費の10%近くは北海道で消化されている。知事、高橋はるみ(51)は道州制への移行を唱える。だが、域内の再生を道外に住む人から集めた税金に頼り続けるかぎりは、仏作って魂入れずに終わる。

こ ういう勇気ある発言をする日経新聞を尊敬する。かねてから散人は言っているが、日本の農村人口はいまの三分の一で良い。扶養家族が多すぎることが、補助金 に頼ってしか生計が立たないことにつながっているのだ。三分の一にすることでようやく国際水準に近い生産性の向上への糸口が見つかる。ドゴール空港程度の 広大な農地を六、七軒の農家が耕す、これが国際基準なのである。余った農民はみんな都市に出てきて勤労者となり生産性の高い意味のある仕事をするのがい い。既得権と化している農家への補助金を撤廃できない以上、より広範囲の勤労者で分散して負担するのがいいからだ。


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Posted: Tue - January 11, 2005 at 07:10 PM           |  


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