加工米(たぶん輸入米)の白飯を食べてきた,おいしかったですよ!


きっかけはこの耳寄りの情報:
今日の一貫 コメの検査や表示に関する二つの意見: "もっと参ったのが、すかいらーくの横川さん。
「うちじゃ、加工米6千トン使ってご飯出してるよ」とあっけらかんとおっしゃった。
「このごろはね、みんなご飯混ぜご飯にした方が喜ぶんだよ。6千トンというと玄米にして2倍になるからね」。1万2千トンの加工米を使ってるということ。

精粒歩合5割、大吟醸並みだ。網下米か。"

いや,これこそ、みなが食べたくても手に入らないという「幻の輸入米」であるはずだと確信。さっそく行ってきましたよ、Sガストへ。

ご飯が出されるのを待ちかねてさっそく一口。一瞬うちのご飯(コシヒカリの無洗米) とは「ちょっと違う?」という感じだったが、二口目からは全く違和感なし。おいしいのです。普段は外食で出されるご飯は半分残すのだが,あまりのおいしさ に残ったご飯半分にごま塩をかけて食べる。ごま塩だけで(小泉武夫さん流にいうと)「胃袋にすっ飛んで」行きましたよ。

米粒もそれぞれにしっかり大きくて,1.7ミリのふるいで落ちるような網下米ではなさそう。やっぱりこれこそ「幻の輸入米」。満足しました。

何 れくらい混ぜてあるのだろう? 大胆に試算。すかいらーくグループの年商は4300億円とのこと。客単価を1000円として,4億食ぐらい出している。そ のうち半分がご飯付きだとして2億食。一食あたりコメ100グラムとして,精白米を年2万トン使っていることになる。そのうち6000トンが加工米(輸入 米?)ということは1:2程度のブレンド比率となりますね。

農水省はミニマムアクセスで輸入した輸入米は,わざと市場には出さず一年以上保管して消毒剤の臭いをしみ込ませてから加工用に出荷しているという。ここ:
館山のみなさんに 農水省が輸入古米をたたき売り: "農水省は、日本の米作農家を保護するため、輸入米を倉庫に長期保管して食味を落とし食用米としては食べられなくし、加工米として安く売る方針である。
国産米の相場は60kg20,000円である。
輸入米の価格は60kg3,000円であった。
農林水産省が倉庫を冷蔵倉庫を借りて長期保管した輸入米は、消毒薬独特のにおいがつき、用途は加工用に限られる。"

農水省がわざと付けた消毒剤の臭いも,大吟醸並みの精粒をすればとれてなくなるのだ。すかいらーくはエライ。新米じゃないけれど,外国では古米の方が香りがあるとして好まれる国もある。要は好みの問題なのだ。食べ物に優劣はないのである。

農協新聞が怒り狂う様が目に見えるようで痛快。あいつらこんなこと言ってた:
農業協同組合新聞: "この加工米が、消費者の低価格米志向のなかで、また、販売店の安売り競争のなかで、実際には主食米に化け、米価を圧迫するだろう。生きた経済のなかで、 それを防ぐ方法はない。今後のJAの要請運動は、政府のいう加工米という名前の在庫米が、主食米に転用できないように、飼料用や援助用で処理させて、加工 米の在庫圧力を断つという1点にしぼるべきだろう。"

農協新聞は,すかいらーくの利用者年間4億人を敵に回すつもりらしい。吉野家つぶしはまんまと成功したけれど、今度は相手は手強いよ。


関連エントリー:

日経:眠る輸入米の行方……農水省がやっているこの税金の無駄使い

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NHKニュース:輸入米20万トン売れ残り、930億円の累積保管費用

日経:輸入米入札、47%が売れ残る……そもそも入札の仕組みがおかしい



追記:

うちで食べるお米がコシヒカリであることに付いて。散人は食べ物のブランドは信じていないので高いお米は買わない。でも「無洗米」は便利なので無洗米を使う。近所のスーパーで無洗米はコシヒカリしか売っていないのでしょうがなくコシヒカリを買っている。

Sガスト。ご飯はおいしかったけれど,ハンバーグはいまいち。ハンバーグは牛肉のひき肉以外は何も入れないのがいい。


蛇足:

散人の得難き南蛮渡来のコメを食らひて詠める:
吾はもや もろこしこめ得たり 皆人の得がてにすとふ めりけんこめ得たり

藤原鎌足だったらきっとこう詠んだだろうね。

Posted: Mon - December 4, 2006 at 02:29 PM           |


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