集団ヒステリー的なゼノフォビアがニッポンを支配しつつある?
NHK首都圏。DNA鑑定でも国産品と見分けがつかない中国・台湾産のうなぎを見破
る分析手法を水産総合技術センターで鋭意開発中であると。専門家が見ても、成分の科学鑑定をしても、全くわからないうなぎの原産地判定(もちろん農薬成分
とかの科学的判定でもわからない)。それを判定する技術を開発するという。一体何のためにそんな無駄な税金を使っているのだ?
もちろん国内生産者の利益を守るためだ。ナイーブな消費者のおばさんたちは、たとえ
めちゃ高くとも「国産品」が安心だと洗脳されているから国産品を買うらしい。でも国産か外国産かは、専門家が分析してもいまの技術じゃわからない。それで
は国内養殖業者は困るので、お金を使ってハイテクを駆使するということになるらしい。
判
定方法とは、国産のうなぎはハウス栽培(?)みたいなもので、遮蔽された人工的なプールで養殖するが、それに対し台湾では露地池養殖でありウナギに土壌の
成分が含まれることになるので、それをハイテクでもって判定するのだという。判定すれば「悪い」ウナギが区別できるらしい。
ちょっと考えてほしい。遮蔽された人工的コンクリートプールで養殖されたウナギと天然池に近い露地池で育ったウナギと、どっちが天然ウナギに近い?
農
薬や有害な重金属の含有量とか、国民の健康に影響を与える指標で区別するならまだわかる。税金を使ってもいい。しかし、これはそういう観点ではなく外国産
であるからという理由だけでウナギを差別して国内業者の利益を守ることだけに費やされる税金だ。そもそも国産品でないと危険だとおばさん連中を信じ込ませ
たのは誰だ。農水関係団体が莫大な資金を使ってPRした。彼らはこれに類する税金の無駄遣いをいっぱいやっている。ウナギ鑑定に費やされる無駄な税金は、
氷山の一角に過ぎないのである。
Posted: Fri - September 29, 2006 at 07:00 PM
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