NHKおはよう日本:日照不足で農家がたいへん?


早起きしてNHKをつけると、日照不足で野菜高騰の話。群馬県かどっかのローカル局の女子アナが、野菜が育たない、病気になる、農家はたいへんだと強い口調で強調していた。そうか農家はたいへんなのだ。

なんでも取材したハウスではキュウリを普通は一日25箱(5キロ箱?)収穫できるのだが、現在は20箱になってしまったという。2割も収穫量が減った。そりゃたいへんだわな。

値段はどうなんだろう。番組では卸売価格の変動については触れていなかったので日経新聞で調べた。ありました(昨日の日経朝刊):
東京都中央卸売市場・大田市場では22日、キュウリの卸値が五キロ2100円で、ゴールデンウィーク明けの8日に比べ840円(67%)高い。

難しいので電卓を取り出して計算してみた:
  • ゴールデンウィーク前のキュウリ農家の一日の売上(大田市場ベース);25X1260=31500円 (100%)
  • いま現在(5月22日)のキュウリ農家の一日の売上(大田市場ベース) :20X2100=42000円 (133%)

おや、たいへんどころか33%も増収じゃ。日照不足様々だな。

さ らにもうちょっとしつこく言うと、生産者手取額は野菜平均で卸売価格の約6割(平成15年)。野菜高騰以前の正常段階で計算すると10キロ745円、集荷 費用、梱包運送費用などは575円となる。運送費用などは変動しないので、生産者手取り価格では現在は10キロ1500円ぐらいに上昇したことになる。暴 騰以前に比べて2倍程度になった計算。笑いが止まらんな。

消費者はもっと冷凍野菜を食べよう。価格が安定しているし、小口消費が可能で無駄にならない。そういうことを教えるのが「食育」じゃないの?

Posted: Wed - May 24, 2006 at 10:02 AM           |  


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