日経:和牛、最高高値圏が長期化


今朝の日経商品面に、和牛価格は過去最高の高値圏で高止まりしたまま下がる見込みがないことを書いてあった。子牛の供給不足が原因であると。供給を絞り価格を吊り上げる。これって独禁法違反じゃないの?

96年度からの和牛の卸値と処理頭数の推移グラフが付いていた。それによると96年 度の処理頭数は約60万頭。2005年の処理頭数は約40万頭に下がっている(3割減)。一方、卸値(枝肉生体)は96年4月で約キロ1500円、 2005年は約2000円と上がっている(3割増)。

生産量が3割絞られて、値段が約3割上がった勘定である。生産者の売上金額は変わっていないことになるが生産頭数を絞った事による飼料代などの節約を考えると生産者が大儲けしていることがわかる。

和牛の値段は国際的に異常に高い。この理由は立花隆が詳細にレポートしている。↓

「高い牛肉」の作り方、高い子牛と高い飼料による長期肥育、世界一の配合飼料メーカー全農がこれで儲ける(立花隆)

立花隆は牛肉の値段は生産方法さえ改善すれば値段は半分ぐらいにすることが十分可能だと書いている。でも実際に起こっていることは、まるで反対であり、値段はどんどん上がっているのだ。

農家は一般国民のための食糧を生産するのが使命だろう。それを忘れて今の牛肉農家は、卸値(枝肉生体)でキロ2000円という値段を払えるような高級料亭のお客しか相手にしていない。それでいて庶民が食べる安い外国牛肉の輸入には反対する。

農業団体にボラレまくっている都市住民よ、怒れ!

Posted: Tue - April 11, 2006 at 05:19 PM           |  


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