日経記事の「日本ばかりに都合がいいFTA」と言う表現に異議あり!


3月8日の日経のFTAに関する記事。FTAで中国、韓国、インドに大きく立ち後れ ている日本政府は、デリケートな農業分野を外す形で今後FTA交渉を進めるという方針だが、そんな「日本ばかりに都合の良いFTAを相手国がのむ可能性は 低い」とする記事。言っていることはまともなのだが「日本ばかりに都合の良い」という表現は間違っている。

これは「農業団体ばかりに都合の良いFTA」なのであって「都市住民」の立場は異なる。「農業団体に都合のいいFTA」とは「都市住民にとって都合が悪いFTA」なのである。農業分野を外すことは都市住民の利益を無視していることに他ならない。

FTA 交渉に臨む日本政府は「日本の国益」を擁護しているつもりだろうが、実際にやっていることは「農業団体の利益」を擁護しているに過ぎない。政府の目指して いる「日本ばかりに都合の良いFTA」とは「日本国民全体にとっては都合の悪いFTA」なのだ。政府は最初から国益を損なうことを目指している。日経新聞 もそれをちゃんと報道してくれないと困る。

Posted: Fri - March 10, 2006 at 04:21 PM           |  


©