必死でコメ先物取引に反対する全中の本音:「伝統の否定」と「非合理性の死守」


農業団体のコメ先物取引に対する拒絶反応は、異常というほかはないすごいもの(ここ)。 農水省に対して、もしコメ先物取引を認めるならおれらは生産調整に応じないとまでブラックメール。とても合理的な日本本来の制度なのに、なんで反対する の? 江戸時代には日本は世界に先駆けてコメの先物取引を発明・実施していたのである。これが価格安定に寄与したことは、誰もが認めること。他の遅れた国 で「先物取引市場」が成立するのは、日本よりもっと後のことなのだ。コメ先物取引は世界に冠たる「ニッポンの世界的発明」。お前ら、なんでも日本の伝統は いいと主張してきたのではなかったの?

コメの先物取引は、日本で発明された先進的なシステムであったが、日本経済の統制経 済化が進むにつれて廃止される。戦後は、ずっとコメの価格は「農業団体のむしろ旗攻撃」によって、経済合理性とはかけ離れた水準で決定されてきた。コメ先 物取引が復活すれば、この非合理的な圧力団体主導のコメの価格決定システムが維持できなくなると、彼らは本能的に知っているのである。だから必死だ。

江戸時代のコメ先物取引の先進性については、これが参考になる:

コメ先物取引復活か?……70年ぶりにようやく江戸時代の水準に追いつくか

農協、全中は、もういい加減に時代錯誤のエゴイズムを 捨てて、国民のためになることを考えて欲しい。あんたらの要求は、あまりにも自分の利益だけを考えた露骨なものだ。いままで「むしろ旗」による価格決定シ ステムで消費者から散々ぶったくることに成功してきたからといって、今後それが通用すると考えるのは間違いである。

Posted: Sat - February 4, 2006 at 09:41 PM           |  


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