NHK、BSEディベート「たかが30億円だろう!」(南阿蘇農協組合長)……自利主義ががまかり通るBSE論議


今日の午後、NHKBS1で「BSE対策ディベート」と題して関係者の討論番組をやっていたが、途中で気持ち悪くなってみるのをやめた。日本の消費者団体と農協利権集団は、かくまで落ち果てたのか。

農協のエゴイズム主張に堪忍袋の緒が切れた東大の本間正義教授が「いったい誰の負担 で無意味な全頭検査をやるのか!」といったことに対して、農協組合長からの答えがこれ。トンでもない。全部納税者の負担だ。おまけに30億円では済まな い。彼等がこのBSE悪宣伝問題で手にした利益は数千億円に上る。それは全部一般消費者が払っている。

農 協の組合長は「我々は生産者であると同時に消費者である(だから安全を主張する)」と強引に主張していたが、あれほど偽善的な主張はない。輸入品を差し止 めて国産品を高く売ろうという手前の利益を追求するためのだけの詭弁だ。それを消費者の代表と称する主婦連のオバさんは真に受けて「たとえ危険は少ないに せよとにかく絶対的な安全が大事だ」とヒステリックな主張を繰り返す。

つ くづく日本に生活するのが嫌になった番組であった。何よりも許せないのは、自分の利益のために一般国民の恐怖心を煽りナイーブな消費者を扇動して儲けよう とする農協関係者の政治的姿勢である。農林族の自民党の議員は票の確保のためにこれに同調している。それにいつもは自民党に批判的な消費者団体がこれに追 従している。日本国はいつから利権集団にわがものに蹂躙される国となってしまったのか。日本国民に莫大な損害を与えている農林族の画策にいつまで一般消費 者は騙され続けるのか。

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Posted: Sat - October 16, 2004 at 09:22 PM           |  


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