農協新聞(農業協同組合新聞):金額ベース自給率目標に賛成する日本生協連を批判……しょせん内輪もめだな


農協新聞(農業協同組合新聞)は金額ベースでの自給率に賛成する日本生協連の見解に対して批判的である:
この意見書は、同検討委員会での論議の到達点を示したもので、日本生協連としてオーソライズされたものではないようだが、JAグループは既報のようにカロリーベースを基本とするよう提言しており、論議を深める必要がありそうだ。
目くそ鼻くそを笑うのたぐいの内輪の議論だね。

価格ベースでの食糧自給率の向上を目指せば、国内農民は「出来るだけ高く」農産物を 売るように奨励されることとなる。消費者にとって不利益につながる行動だ。でも、農協や農水族や何もしないで儲けることしか考えない農民達にとっては願っ てもない方針であるはすだ。だから、日本生協連は価格ベースの自給率に賛成と発表した。それは理論的には(そもそも自給率という概念には反対する)都市住 民に利益に反し、農民百姓の利益に合致し都市住民の利益に反する意見であり農協におもねる御用意見のつもりで書いたのであろうが、農協はそれに反対してい る。

日本生協連がそのへんのメカニズム(農民達への利 害を)をよく理解しての発言なのか、また団体の本来の精神のように本当に日本の消費者の利益を考えてのことなのかは、よくわからない。多分正義感ある調査 部の若手が勝手に書いてしまった意見書なのだろう。農協新聞がその「軽率な」発言を叱ることとなったのは、多分彼らが農協共同体の利害に反する行動を「無 知ゆえに」とってしまったと言うことかもしれない。日本生協連でこの意見書を書いた人はかわいそうに。今後散々にいじめられることとなる。農協マフィアの 仕返しは、げに恐ろしい。

しょせん、あらゆる農業・エコロ・消費者団体というものは、信用しない方がいい。かれらは日本の特権階級である農民利益の代弁団体なのだ。その主張に感動して、己の利益を犠牲にしてしまう都市消費者団体は、いかにも馬鹿だ。

組 織に属している発言者が、絶対に触れてはいけないというタブーがいくつかある。農業問題と農協もその一つ。トンでもない仕返しが来るのである。そういう意 味では彼らは現代の「思想統制組織」だね。でも隠居の身となれば、構うことはない。少しは正義の味方に与して世の中のためになることも出来るのだ。

Posted: Mon - February 28, 2005 at 08:53 PM           |  


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