「日本には戦後60年の政治から来る金属疲労がたまっている。きちんと改革を積み上げる必要がある。これは政治の責任だ」(中曽根康弘)


今朝の日経「日本の針路」で大勲位がいいことを言っている。まだまだ耄碌はしていない。耄碌しているのはむしろもっと若い世代の政治家だな。

抜粋:
  1. 国際的に日本の力が非常に衰えて見える。ねじれ国会をそのまま放置するのはよくない。部分的な連合や大連立を。政界再編成も当然。
  2. 日本には戦後六十年の政治から来る金属疲労がたまっている。教育改革や道徳論を強化しろと言う人がいるが、そういうことをやっても凶悪な殺人とか、食品の偽ブランド販売といった問題がすぐ消えるものではない。焦らず、ひとつひとつきちんと改革を積み上げるしかない。政治が先行して道を開く責任がある。
  3. 日本は21世紀に入ってから20世紀の恩恵を享受するだけで新しい価値観を作っていく点に欠けている。今の政治は改革を叫んではいるが、議会や政治の在り方、官僚体制、政治と経済界の関係といった基本問題はさわっていない。改革という言葉はもう疲れてしまっている。国のかたちの改造に、政治家自身が打って出ていかなければならない。

その通りだと思う。今の自民党と民主党は、どっちもどっちも農村バラマキ政党に堕落してしまっているので、都市住民・消費者としては選挙があっても票の投じようがない(どっちに投票しても損をする)。「国のかたちの改造」に本気で取り組む志のある議員たちは、農村政党と化した現在の自民党と民主党から離脱して新たな政治勢力を結成して欲しいと真面目に思う。

Posted: Mon - December 31, 2007 at 02:11 PM           |


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