「小沢の国連重視の主張は、日本が国連安保理事会常任理事国なら理屈に合う」(ケント・カルダー)


今朝の日経のケント・カルダーのインタビュー記事は秀逸だった。ケント・カルダーは総じて地味な人物で、何度か食事をしたが、当時は彼の偉さはわからなかった。民主党系のリベラルに近いが、それ以上に日本のことをニッポン人以上に熟知している。彼の小沢批判は興味深い。

要旨:
  1. 次期首相が誰になろうと、長期的な日米関係には大きな影響はないだろう。
  2. インド洋での給油活動は日本の国益に利する。インドも日本にいて欲しいと考えている。
  3. 給油活動が一旦中断するのは実務面でやむを得ないと受け止めることが出来る。米軍にとって大きな財政負担にならない。
  4. 民主党の小沢一郎代表が主張する国連重視の活動は、日本が安全保障理事会の常任理事国ならば理屈に合い、政策になると思う。だが、現状では日本の国益にかなうかどうかを議論する必要がある。
  5. 今後の対テロ戦争で米国がどの程度、日本の協力に期待するかは、どのような危機が起こるのかによる。日本の新政権はそうした状況に備えた危機管理計画を準備しておいた方がいい。

一件、常識的な総論に読めるが、内容は深い。国際政治とかは、結局常識の世界なのである。

Posted: Sun - September 16, 2007 at 07:29 PM           |


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