6/2 Today 織田信長「是非もなし」と自害(1582)……どういう意味か?


本能寺の変。「敵は本能寺にあり」と光秀。「是非に及ばず」と信長。二人とも名文句を残した:
6月2日 今日は何の日〜毎日が記念日〜 :1582(天正 10)年、本能寺の変で、織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、本能寺で自害した。中国の毛利攻めに難儀している羽柴秀吉の応援を命じられた明知光秀は、進軍の途中で道を変更し、本能寺の織田信長を襲った。襲撃を知った信長は近侍の森蘭丸に誰の襲撃か尋ね、光秀と聴くと「是非もなし」と応えて自害したと、『信長公記』に伝えられている。
でも「是非に及ばず」とは、どういう心境だったのだろうか。

「是非もなし」とは、小さいときチャンバラ遊びの際の定番文句。「カクナルウエハ、ゼヒモナイ」と呪文のように唱えて相手をやっつけた。きっと映画か時代劇で覚えた文句だったのだろう。「理屈なんかどうでもいい、こうなったら実力行使だ」ぐらいの意味だと思っていたが、そういって自害したのだからそういう意味で使ったのでもないだろう。

文字通り真面目に解釈すると「明智光秀をイジメまくったからあいつが謀反を起こすのも道理にかなっているとも言える。こうなったら反省して自害しよう」という意味とも考えられるが、これほど信長が殊勝であったとも考えにくい。

「イクサは勝つときもあれば負けるときもある。ま〜、仕方がないな」程度の心境か。


(初出:2006.6.2)

Posted: Mon - June 2, 2008 at 08:13 AM           |


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