日記-2004年7月12-15日-コンテとFCPUGとXL2
2004年7月12日から15日の夜にかけての出来事。
すげーー長文。
予算にはまらない膨大なアイデアを脳内ゴミ箱に捨てていく。そんな数日間。
iChatだ、PhotoBoxだ、Blogだ、mixiだとネットで出来るあらゆる逃避行動にエネルギーを消費し続ける。既にベストの案が脳内でまとまっているのに、さしたる理由もなくレベルダウンの恐れがある方向に切り替えるのは至難の業。こういう時はわめいても仕方なくて、脳みそを疲れさせて追い込んで神が降りるのを待つしかない。理由をつけて打合せを延期して貰う。自分で確信の持てない場当たり的な企画で客を騙すのは最低で。人間性を疑われる方が遙かにマシ。(しかし、O2氏には申し訳ない)
14日の午後3時頃になってFCPUGがあることを思い出してあわてて準備。(忘れてた)なんとなく説明らしきモノを脳内でざっと構成するが背景の事象が多すぎて収まりきらない。といって、焦点を絞りすぎると何のコトやら分からないだろうし。むーー。割り切って恥ずかしいダラダラ駄目トークで行くしかないと腹を決めて。幾つかクリップを処理してiDVDで焼く。時間はあったのに時間が無いー。午後6時を過ぎて仕事場を出る。電車だと危ないがMajestyなら高速を使って20分弱という所。ギリギリ滑り込む。
男達の名刺交換会が開かれ、皆、手持ちのPowerBook、HDDを一台のG5に取り付ける。凄い絵面で面白い...。幸い僕はDVD。しかし、一番バッターということで冷や汗でまくり。聴衆は20〜30人といった所か?もちろん場も暖まっていない。慣れていない発表者のプレゼンほどつまらないモノはないじゃないか。鬱な気分を振り切って話し出す。ざっとプロベースで使用されている実例の一つとして紹介。プロモ集を見て貰う。微妙ーな感じもあり。よく知っているキャラクターのCMがこんなに連続すれば、あいつは誰でどういうことよ。という気分にもなる。本当は僕の背景を説明しないとなかなか辛い。しかし、紆余曲折ありすぎる。名前を出さず良い仕事しているプロは大勢いる...というコトをほんの少しの人たちに知って貰えればそれで良かった。また、あのレベルなら出来るな...という感覚を持って貰うのも大事で。ハリウッドの大御所?の話も良いけれど、雲の上の話は画に描いた餅に感じられる。
FCPの自分なりの使い方、使用環境などを一通り説明したつもりで引っ込む。(このプレゼン、あまりに恥ずかしかったので後日FCPについてのTipsをまとめるコトをこの瞬間決める。)各メンバーから順次映像作品を見ながらHow
Toの解説などがそれぞれにあって。人によってスキルは異なるけれどとても面白い。それぞれの畑、視野、スキルが異なるのが特に面白い。あ、これは盛り上がるかもしれないな...と漠然と予感。有志の面々と一杯やる。映画監督氏とはニアミスもあったり。皆さんユニークで良い方達。FCP話で盛り上がれるなんてのは人生初。知人のFCPユーザーも引きこむか...。
仕事場に戻って作業再開。メールのニュースでXL2発売の記事に大興奮。これは本当に素晴らしいカメラだと思う。名機になる。
ようやくやっとビデオで映画が撮れる時代が来た。そう言い続けて早16年近くが過ぎた...。ショートフィルムを撮ろう...。
と、やはりアイデアに煮詰まる。朝方やむなく仮眠。
15日昼になって、ようやくプレゼンテーションでの説得の方法が見えてくる。関係各位全ての納得を引き出す答えは少ない。プレゼン開始は午後4時30分から。午後1時を回って急に脳と手の速度があがる。コンテをバキバキ書く。一押しの一案だけをカラー処理。それ以外は文字コンテで良いと割り切って午後2時レイアウト開始。40分程度で完成。やばい2時45分を回っている。プリント開始!その間に7案ほどある文字案の清書作業。スーパーモード発動で5分程度で清書完了。...と、突然神降臨。もう一つの案のビジョンが見えてくる。キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!速攻で文字コンテに上げる。1分弱。ボリューム・バランス共に適度なプレゼンが出来る状態になったのがちょうど3時50分。上野方面まで高速を使えば通常15分程度。4時15分頃にはつける算段。仕事場を出て、高速に乗ってみれば大渋滞。絶望!!五十日じゃないか!!しかも木曜!!泣きそうな気分で車の間をすり抜けMajestyを転がす。渋滞を生み出す日本経済の仕組みに呪いをかけつつ、上野を降りたのが4時22分。一応、安全運転で先方に到着したのが4時29分...。ふぅ。
さすがに前回打合せから時間も経って、クライアントにも冷静さと余裕があってスムーズに進行。せーーふ。自宅に戻って泥のように眠りこける。今年はツキがある。