日記-2005年2月25日-第3次αへ
毎日が加速していく〜!「スパロボ感謝祭」からもう2週間。ですよ。
お陰様で「第3次スパロボ」のプロモ映像も好評みたいで。苦労した甲斐があったっす。
プロモーションの立場から見る商品というのは、保父さんやら学校の先生みたいなもので。
父親、母親とは違った角度の愛で見守るのですよ。
日記的に「スパロボ感謝祭」関連の覚え書き。
年始からCG素材とゲーム画面少々を手にしてちくちくと作業開始。プロモ映像は大きなプロモーション全体の柱になるので、波及効果も含めて大いなる想定演算を繰り返すですよ。すったもんだの打合せ。そんなこなで形になったのが1月末。そこからブラッシュアップと効果音の処理。特に今回の音処理は苦労しました。何しろCG「だけ」が手元に来たので効果音が無い!!そのまま上映するかどうか悩んだんですが結局、効果音を付ける決断。「何を大変そうに...」と思われる方もいらっしゃるでしょうが。種類の異なる独自の挙動音を持ったロボット10数体が乱舞する宇宙戦闘シーンがおよそ5分連続するってのはゾッとするですよ。えーっと。スター・ウォーズの音響って大変そうだけど、あれより確実に大変(涙)。僅か12分の映像のMAに延々と準備も含めると丸4日ほど。αシリーズ最終作のお披露目ですから。やり切らないと。
個人的に「スパロボ」には思い入れがあって。TVゲームが出現してもう20年以上。小学校一年生の頃にインベーダーを体験してから延々とゲームして今に至る訳ですが、ゲームって結構容赦なく他人様のアイデアをパクるじゃないですか。FFが代表的ですが常にどこかで見かけたキャラ・メカのオンパレードで。それはそれで面白かったりするんですが、どこかしら卑怯に感じる所もあって。その点「スパロボ」は原作へのリスペクトというのを素直にやっていて、潔いというか。大変な手間と暇をかけて馬鹿なコトをやっているというのがあって。で、またそれが一般に理解されていない辺りに男気を感じるというか。
感謝祭は新木場のスタジオコースト。初めて行きましたが結構いい。なんかスパロボに合ってる感じ。僕が到着した頃には既にお客さんがいっぱい並んでいて寒空の中ちょっと可哀想に思いつつ。関係各位と雑談しながら中へ。OG2のCMでお世話になった加藤さんがいらしているとのコトでご挨拶。どんどん綺麗になるなぁ。さすがお年頃。懐かしい旧作のプロモ映像が流れていたり、歴代CMが流れはじめると万感の想い。あんなことやこんなこと。何しろ半分以上が自分の作品。もうスパロボに関係して7年近い。ひゃぁ。
実は「スーパーロボット大戦感謝祭」というのは、大変に手間のかかった空前のエンターティメントだったりする。美味しんぼに出てくる美食倶楽部が味の分かる人しか会員になれないのと同じで。味の分かる人にはもう垂涎のショーである。何しろ水木一郎がマジンガーのオープニング映像を背負って生歌するんだから。そりゃ、昔は一部の好き者だけが愛していたかもしれないけれど、今や演歌でありロックである。時は流れて、今その価値はビートルズなんかと変わらない。ましてや2005年のステージなのであって、スピーディーにしてスタイリッシュな構成で飽きることは無い。万人が楽しめる内容。次回がいつになるかは知らないけれど、躊躇している人は是非参加するべきだ。
満を持して「第3次α」の映像上映。映画館でもそうだけど、普通なかなか日本のお客さんから歓声ってのはあがらない。なので、その歓声を如何に上げさせるかが今回の僕の命題であって。仕事に取りかかった時からこの瞬間をイメージしてきた。結果、若干躊躇はあるもののお客さん達から声が出る出る。やったね!という感じ。DC版αのCMナレーションをお願いした飯島さんにも終演後にご挨拶できた。お子さんも随分大きくなられたとのコト。何だか同窓会にでも参加した気分。スタッフの皆さんお疲れ様。何より長時間立ち見に耐えたお客さん達に感謝です。