日記-2004年6月24日-サトエリと桜坂とNewsweek-
午前中に買い物を済ませ昼過ぎから作業に入る。
頼まれていた自分の作品集DVDを作ろうと思い立ったのだがどうも手が重い。
やはり自己アピールの類は得意じゃない。
↓友人に宣言したので今日から写真は16:9比率に変更!(しかも今日撮ったヤツじゃない)
銀座の辺りを走っていると(もちろんバイクでだ)「キューティーハニー」の看板が目に入ってきた。件の話題作であり、自分も注目していた作品なのだが。全く観る気分がしないし、実際不入りの様子。原因は”コスプレ”臭にあると感じた。メディアの情報を鵜呑みにするとおかしな格好をして街を歩く輩が溢れているかのようではあるが、コスチュームプレイに生理的嫌悪感を感じる人はやはり相当多いハズ。そうしたい衝動に駆られる人の気分は判らなくはないでもないが、何より平均・標準を好む日本人にとって、こういう形式のエネルギー発散は見苦しく感じてしまうのだろう。ましてや、映画館に通うような人種の感性と合致するとはとても思えない。やはり「ハニー」をヒットさせるにはエロ攻めか、もしくは変身後の(コスプレっぽい)カット露出を極力抑えるような努力が必要であった。他方、「下妻物語」に感じる親近感は、あれは”ポップ”なのだと脳内でささやく声がするから。サトエリのパワーでは固定概念は吹き飛ばせなかったということでもある。だって暗いもん。
で、話は飛んでPS2「桜坂消防隊」。こちらも売れていない。どうやら地上波でCMを打つ余裕が無かったらしい。CSなどではオンエアーされたらしいのだけれど。そりゃ無茶。宣伝予算が僅かしかないのは見て取れるが、中身がそれなりに面白いだけにもったいない。宣伝がうまくいっていれば30万本は狙えたんじゃなかろうか。前作「絶体絶命都市」はキャッチぃな名前で売った所があって、その続編っぽいからと宣伝費を削ったんだろうか?んなワケは無くて、アイレムの台所事情が許さなかったというのが正直なんだろうが。それにしても話題作りが出来ていなかったな...と。タイトル(商品名)も実は良くない。消防隊という単語自体には胸躍る響きは含まれていない。それどころか、街のチンケな消防団が想像されてしまう。でしょ?とても大火災と戦う感じではないのである。こういう名前を使える条件としては、テレビCM、店頭VP、紙面広告の各種媒体でビジュアルとの連動が必至なのだ。大手のメーカーでもこの宣伝費と名前では成否は見えていたハズだ。次は海難でもやるんだろうか。弱小メーカーは応援のし甲斐があって面白い。
なぜかNewsweek日本版。「世界が見た日本(2004.6.23号)」コンビニでつい手が伸びて買ったのを忘れていた。かつて学生だった頃は世界情勢など学んでみようかと結構読んだものだが、ここ5〜6年はご無沙汰で。一通り目を通したが時間の無駄。新鮮な情報、考え方など皆無。記事における思考論理パターンが読む前から”読めて”しまって全くこちらの好奇心が刺激されてこない。お行儀の良さと予定調和的記事内容がこの雑誌の売りではあるのだけれど。既に雑誌メディアが力を失ってしまったコトが良く判る。必要なのはテレビとネットだ。
っと、書き忘れるところだったけれど写真のコト。また後日、頭の整理がついたらエントリしようと思っているのだけれど。R氏に三脚の件を尋ねた際、”カメラは縦にも撮れる”と言われたのだけれど、実際問題、縦に撮る癖はマズイ。やはり本業が本業なので4対3もしくは16対9というフレームサイズ感覚が曖昧になってしまう危険性がある。そんな考えすぎだよ。と誰かの突っ込みを受けるのは承知なのだが、静止画と動画は根本が違っている。静止画はその固定されたフレーム内に時間軸や空間性を閉じこめるが、動画は自由である。時間軸は時間軸として存在しているので、パンやティルトを行うことで問題は解決する。意外にこの縦構図の問題は根深くて、被写体との距離感にも当然影響してくるし、それはレンズ感覚にも同様だ。僕が動画でフレームを切る際に重要視しているのが”こぼし”のフレーミング。物語性を付与すると共に空間の広がりを視聴者に意識させる方法。本来フォローされてしかるべき構図。自分的には動画の訓練の延長線上としての写真であって、それ単体としての写真は今のところ存在しないので、せめてBlogに貼る写真は意識して練習のつもりで16対9のフレームサイズにする。
などと、考えてみても仕方ないコトを考えてみる今日なのである。