DVD「キューティ・ブロンド」


続編公開記念!!
評価:☆☆☆

2003.10.13 月曜日
ロバート・ルケティック監督
とても良い構成と台本で正直ここまでの完成度とは思わなかった。「女性視点」というコンセプトをきちんと消化して、かわいらしさだけに留まらない映画になっている。いやぁ、米国映画の良心をかいま見たよ。「映画って良いもんですね」って思わせる。とにかく構成が素晴らしい。主人公のエルが周囲の見た目に対するハンディキャップを逆転していく展開が単純でなく起伏の配置といい、実に気持ち良い。ここまで感情移入可能なのもハーバードの大学生達がとてもリアルで、彼女との対比が徹底しているからだろう。大学生がきっちりリアルに描けていると面白いんだよね。でも、大学生がリアルじゃない映画って多くて、それだとただのおとぎ話になってしまう。最初、あこがれの彼氏の現在の恋人が普通もっとあざといんだけど、これまたリアルな一人の女性として描けているのがいい。この監督、将来有能なんじゃないかな。実はスターウォーズに匹敵するカタルシスのパワーをひめた映画だ。すげぇ。


Posted: 月 - 10月 13, 2003 at 09:03 AM