DVD「ターミネーター」アルティメット・エディション


あぁ、やっぱり第1作が素晴らしいんだと。
評価:☆☆☆☆☆

実に「ターミネーター」を見たのは8年ぶりくらいでしょうか?
先日、何を勘違いしたのか「T3」という糞映画を見た口直しに
この「アルティメット・エディション」を手にしてしまったのですが、
やっぱり最高。きっちり最高です。
緊迫感、ストーリーテリング、キャスティング...。泣けました。
影響を受けた映画を時間を置いて見るのはなかなか勇気が要ることで。
自分だけの幻想だったりした時は目も当てられないのですが、「ターミネーター」は良かった。
多分、以前何度も見返していた頃よりも数倍数段良かった。
リアルタイム時にあった脳内フィルターが消えていたおかげもあるのでしょうが、
とても素直に見ることができました。
この映画が公開された84年頃は、「スター・ウォーズ」以後に生まれた高品質の特撮(SFX)映画に対するニーズもあって、ひっじょーーーに観客の目が「特撮」に口うるさくなっていまして...。(一部の観客だけかもしれないけれど)ご多分に漏れず僕自身すごく映画の特撮技術に興味がいってました。
「ターミネーター」の場合、円○レベルの特撮がひっかかって、面白いんだけど何かチャッチイ感じのする映画だなぁ...と感じた記憶があります。
ターミネーターの卑怯なまでに見事な鋼鉄筋肉ムキムキっぷりに仰天し、
マイケル・ビーン演じる未来戦士カイルの悲しい使命に泣き、
リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーと生まれてくる子供の運命に共感したのです。
秀逸なのが、ヒロインであるハミルトンがラスト前に向けて見事にキャラが変貌していく流れです。
ホント良く出来ているなぁ。
派手な所に目が行きがちだけど、キャメロンってこういう人物の描きが上手なんですよね。
「アルティメット・エディション」にはメイキング映像が特典されていて、貴重な裏話を見ることができました。まだ若いキャメロンの姿にはちょっと驚いたりします。今はしかめっ面のやーーな感じの親爺なんですが...。低予算に苦心したスタッフの努力にもあらためて感心。まぁ、こういった裏話は、その当時の雑誌に事細かに載っていたりして割と知った話が多いのですが、文章で読むのと、本人が語るのとではやっぱり違いますから。
如何に「T3」が駄目な映画かよく分かる!!という話なんですが(笑)
買っちゃ駄目です「T3」


Posted: 土 - 1月 3, 2004 at 04:46 PM