DVD「フォーン・ブース」


大都会ニューヨーク。電話ボックスに閉じこめられた男は衆人環視の中、追いつめられていく。
...というリアルタイム・サスペンス・ムービー。

この映画、何だか公開時に良くPRを見かけてて、もっとスタイル系の映画かと勘違いしてました。
普通にサスペンス映画の佳作じゃないですか。逆に言えば話題性にちょいと欠けるんだけど。
「映画にならない」くらい小粒な物語を如何に「映画にするか」というチャレンジが実に玄人好み、通好み。
撮影日数10日間。順撮りされたという事で、独特の緊張感が画面全体に張りつめている。
「24時間」風で、それをより洗練した感じか。(犯人役が笑えるね)
真に面白いのはメイキングで、アメリカ型映画の撮影現場の全貌が見られるのは珍しい。
細かな現場の雰囲気が味わえる。これまた通好み。監督:ジョエル・シューマカー、脚本:ラリー・コーエンという時点で充分に濃いんだけど。
(そうか!ロストボーイ繋がりなんだ...)
主演のコリン・ファレルの演技力は高く、きっちりと追いつめられていく男の変化を演じきっている。
なかなかこうはいかない。参考になる点が多い映画。


Posted: 火 - 5月 11, 2004 at 06:53 AM