DVD「ラーゼフォン 多元変奏曲」


評価:△

 ん〜。美術館ってたまに行くと良いけど、個人的な衝動としては3年に一度行けばいいかなってのが普通の感覚だと思う。
で、その美術館に飾って有る大人しい絵、そんな感じ。めちゃくちゃ一部の人向けに作っていて、しかも目立たないという感じ。「作って凄いね。」って言われる作品群があるけど、まさしくそれ。ずばりそれ。テーマ的にも演出的にも目新しいものがなく、ただそれだけという。だからどうしたの?という風でもある。つまらなすぎるかと言えばそうではなく、感じない。
 面白かったのは、主人公と彼女の年齢差か。しかし、それにしてもエヴァで感じ取れたシンジとミサトの関係性の延長でしかない。うーん...重症。作画の異様なレベルの高さは買うし、造形美もなかなかなのだが、なぜか心に響いてこない。この不思議。ラーゼフォンには現代のモノ作りにおける問題点が全て詰まっている。突破できなかった作品だ。


Posted: 水 - 11月 19, 2003 at 04:49 AM