日本映画専門チャンネル「さよならジュピター」
涙無しには見られない。邦画SF"超"大作。あぁ...何故人は間違いを犯すのか...。
評価:?
ホントにケーブルテレビってありがたいです。年末にやってたのを録画しました。
この映画に金を払うのは映画館だけで沢山です(涙)。
えぇ、観ました劇場で泣きました。あまりにしょーもなくて。しかしネタの宝庫ではあります。
ある意味必見と言えましょう......。
いや、トラウマ映画というのは誰にもあるものですが、僕にとっての一本はコレです。「さよならジュピター」。
あぁ、ユーミンの歌声が聞こえる。
ちょうど「映画を作る」という事に興味が出てきた頃です。当時、「スターログ」という海外SF映画を中心としたSF雑誌があったのですが、それにもメイキングレポートが掲載されていて、物凄い期待感を煽っていた訳です。今と違って海外情報、映画情報に飢えていた頃ですから。「ああ、遂に日本でも本格的なSF映画が出来るんだ!」と少年だった僕は心ときめかせておった訳です。糸釣りじゃない、スクリーン合成だ!とか。モーション・コントロールカメラだ!とか。さすが日本沈没=小松左京だ!!とか。おぉ、宇宙船の小窓に人が映っておる!とか。もぅーーーー!!
儚いときめきは映画開始から数分後には跡形も無く消え去ります。謎の新興宗教・ジュピター教団。その一団が宇宙ステーションの狭い通路内で、ビラを巻きながらワイワイと妨害活動。あっけなく捕まります(涙)。続いて、突然、その教団のリーダーらしき女性と主演・三浦友和が宇宙せっくすします。無重力でふわふわと(涙)。しかも、この女、相当不細工。不細工嫌い。不自然に挿入される発明品のアップ・ショットに貧乏臭さを感じ、小野みゆきの気色悪いメイクにおびえ、サメとの死闘に呆れはて、やたら耳障りな天才少年の金切り声が響き渡る......。もうね...、田舎から出てきたばかりのド新人芸人のコントレベルの演出がこれでもかと続きます...。
もっと詳しく知りたくなったら、ネットで是非検索して下さい。
予備知識がたっぷりあれば、それほど苦痛ではありません。それなりの楽しさを発見できるでしょう。
この映画のお陰で僕は「疑う」事を覚えました。
「疑う」で言えば復活第1段の「ゴジラ(1984)」も凄く色んな事を教えてくれたんだけど。
エントリを書いてて改めて気がつきました。
「さよならジュピター」と「ゴジラ(1984)」のお陰ですね。今、映画やってないの。