DVD「ガタカ」


ここ10年に製作されたSFジャンル映画の中で最も心に染み入る傑作。
遺伝子に全てを支配された未来社会に生きる人々の憂鬱。
夢無くして人間に成長は無いのだ...。

観るたびに心に何かを残してくれる。ピュアという風な言い方がピッタリくる。
遺伝子による選別が徹底され、遺伝スペックでのみ可能性の全てが決定される社会。
調整の無いままに生まれた主人公はいつしか宇宙飛行士になる夢を見る。しかし...。
 
この映画の魅力は静けさの中にある。
登場人物の誰もが秘めたる感情を隠し持って、それぞれに生きていることがやがて分かってくる。
 
数年ぶりに観たのだけれどやはり予言的だなと思わされた。
目の前に居る人間のスペックがまるまる分かるとしたらどうだろう?
きっと知りたいと思うだろうし優性な方を選ぶのが普通なんじゃないだろうか?
それが人間だろう。こんな未来が来ないようにたた祈るしかない。
 
ジュード・ローの仕草が本当に魅力的で。


Posted: 金 - 7月 23, 2004 at 04:31 AM