ギターメイキング
     
ギター工房をたずねて(オレゴンコーストの旅)
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NAOTO

久しぶりのギターメイキング(って2号)。オレゴンコーストを走りに行くついでに、ポートランドまで足を伸ばして、ついにグレーベンギター工房を訪問してきました。最近押尾コータロー氏も取材で三日間通ったらしい、新工房です。

コーストライン
グレーベンギター工房
以前家の前まで行ったときも思ったのだけど、やっぱりグレーベンギターの新工房はポートランドの閑静な市街地の中にありました。グレーベン氏はとっても気さくで穏やかな方でした。
 ギターを作る人には悪い人はいないのかな、と思うほど、グレーベン氏も本当に良い方でした。間もなく始まるSanta Rosaでのギターフェスの出品物の制作に追われつつも、私のような素人相手に30分以上工房内で制作中のギター(押尾コータロー氏の3本目のギターの注文が入ったようです)から、二本あった完成品(一つはOM、ひとつはグレーベンのオリジナルのでかいやつ)、さらにはスプルースのトップの削る前の状態のものまで、いちいち説明しながれ見せて下さいました。「バックやサイドは何を使っても音は鳴ります。確かにそれぞれに個性はありますがね。問題はトップです。ブレーシングも含めて、トップをどれだけ軽く作るか。そのためにトップの素材の吟味が重要です。(彼はカナダ産のスプルースを個人的に吟味して購入しているとのこと)最近のギターの多くはがちがちに固め過ぎのように思います。」とのお言葉。バークレー在住のソモギ氏とも親交が深く、割合と傾向が似たギターだよ、と言っておられました。しかし、すでにオーダーが2年半先まで入っているとのこと。ほし〜〜な〜〜。
グレーベンとソモギ
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Naoto
 グレーベン氏は40年間ギターを作り続けているという。彼の言葉を聞いていると、ギター制作などというものは、大して難しいことを考えなくても、左にも書いたように「トップをできるだけ良く動くように作れば良い」ということになるのだろう。様々な実験を繰り返しギターを「科学」するソモギ氏とは対照的に見えるのだが、その二人が意外と近い関係であるのも興味深い。サイコセラピストだったソモギ氏、ケミストリー専攻だったグレーベン氏。どちらも、元々の道から全く外れたところで人生を築き上げた。また主にフィンガーピッキングで力強くなるギターを世に出し続けているのも、この二人だ。陰と陽であらわすと、前者がソモギで後者がグレーベンのように思えるのだが、どちらもすごいギターを作る。来週末のフェスで両者に会えるのが楽しみ。

おすすめホームページ:
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