愛着のあるiMacをトランス交換で修理しました。

The Compact Mac worldさんのおまけの「iMac復活」に出会えたことと、某オークションで入手困難と思われた部品を入手することができ、奇跡の復活を遂げることができました。(多謝)

そのときのオペの様子です。

iMacの筐体の奥深くにひそむアナログボード、そこにiMac RevA.Bの弱点とされるCRTをコントロールする「フライバク・トランス」がありました。 基盤のコネクターを慎重に外してゆきます。なかなか外れないものもあり、結局1つは配線に響かないように破壊してしまいました。
結構苦労したのが*1の部品の取り外しでした。どうやって付いているのかが検討付かず悩みましたが、結局上へひっこ抜くだけでした。 それでも、はずした基盤とフライバック・トランスをつなぐ1本の赤い線がまたまた外れずに頓挫。結局これもひっこ抜くだけでした。
完全に外れたアナログボードに黒くすすけたのが付いてます。元は白でした。
(*2)が取り寄せた新しいフライバック・トランスです。なんだか頼もしいやつです。
壊れたフライバック・トランス(*3)の取り外しがまた難関。トランスと一緒にはんだ吸い取り線をいただいていたのですが、コテのパワーが足りずうまく吸いません、前もって友人に借りていた吸い取り器(*4)が活躍!吸われたはんだ(*5)がオペの証。
アナログボードを元通りに組み付けます。もとの納まりを思い出しながら組み付けます。
ついでにクーリングファンの配線をひっぱりだして自由にON/OFFできるようにしとけばよかったなぁ。
ファンレスでもけっこう平気らしいです。
なんだかロボットの中身のようです。実際この作業は、外装はほぼ全バラに近くなるのですが、気付くのが、「透けて見える内側を、見える前提でしっかり作ってある」と言うことです。
iMacが引き金となって世の中に氾濫した「透けるトン」ですが、こうしてiMacを見ると、そのデザインセンスに改めて驚かされます。
外装をつける前に、ブライト(明るさ)とフォーカス(ピント)の調整をします。電源を入れる時はかなり緊張しました。
電源を入れると「じゃーん」とともに画面が真っ白に!(壊れてたときには、じゃんのあとビビ!といって落ちてしまいました)、やっぱあかんかったか・・・、でもHDDはコロコロ回ってる。
ブライトつまみを左右にまわすと、「やったー!」なつかしの画面が現れました。おもわず声が出ましたね。さすがに。
ブライトとピントを交互に調整して、外装を元通り復旧して完成です。

このあと、物は試しにと、OS Xのインストールに挑戦しました。
まずは、OS 9.2のインストールにつまずきました。いままで8.6で動いていたのですが、ファームウェアーのバージョンがあわず、アップデートするも方法を間違えて泥沼に・・・
さんざんいじり倒したあげく、結局ファームウェアーのアップデートとOS9.2のインストールの順序をたどることで解決!またまたOS Xのインストールで、まちがえてアップグレードディスクを入れてしまったりですったもんだしてしまいましたが、製品版で購入していた10.2のディスクが見つかり一件落着。
以外にも動きましたよ!OS 10.2.4!
さすがにアプリケーションの動きがにぶかったり、落ちたりしますが、OSは堅牢そのもの。Power PC G3 400MHzのPowerBookで快適に使えてますが、iMacでもWebとメールくらいなら十分使用に耐えると思います。
残念なことに、せっかく直ったiMac Aですが、元の場所にはeMacが鎮座ましましておりまして、行き場がなくなってしまてます。きっと、いつか復活のときが訪れるでしょう。