うどん体験投稿作品 藤田順一さんの体験


突然転送されてきた謎のメール....それは、福井県在住の藤田順一さんよりのものでした。面識はない方だったものの、文章内にも登場する「うどんに恋する研修生(←表現に間違いあり)」が私のうどん師匠だということもあり、内容もほとんど前知識なく体験したうどんへの驚きがとても素直に表現されてておもしろかったので、こちらのページにアップすることにしました。しかしこうしてみても超長いメールだったのだなあ。4ページにわたる超大作!どうぞお楽しみ下さい。藤田さん、ご協力ありがとうございました。また行ったらレポ書いて下さいね!

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人類は麺類という言葉があったかどうかは知らないが、大の麺通としては、一度、讃岐のうどんを食べなくてはいけないと思いつつ、10年を過ぎてしまった。
学生時代、まだ、YAMAHAのSR400という単気筒のバイクに乗ってた頃、九州、四国とツーリングをしたときに一度だけ、讃岐うどんなるものを食べた記憶がある。国道沿いの普通のうどん屋だったけど、釜あげうどんを食べて、妙にこしがあって、うまかったと記憶している。

僕は福井生まれの福井育ちだから、そばかうどんかといえば何があっても「そば」しか食わない。
福井にはそば専門店はあってもうどん専門店は皆無だと思う。
確か、数年前に大手のうどん専門店がここ鯖江にもできたが、わずか1年も経たないうちに閉店を余儀なくされた。
それくらい、僕をはじめとする福井県人はそば人間なのだと思う。
そんな僕がふと、うどんを食べてみたくなる出来事があった。
それは、友人が貸してくれた1冊の文庫本だった。
村上春樹の旅についてのエッセイで、その1編に讃岐うどんを取材したときのものがあった。それを読んだ僕は本当にこんな店があるのだろうか?という驚きや、そのうどんの奥深さにひかれ、香川に行きたいという思いは日増しに強くなっていった。

前置きが長くなったが、この連休に純粋にうどんだけを食べに四国は香川県へ行った。
2月9日、金曜日の深夜12時40分の、本を貸してくれた友人Yと霙まじりの鯖江を出発した。北陸自動車道、名神高速道路、阪神高速を経由して、神戸から明石海峡大橋を通り、淡路島へ。夜中の高速道路なので、渋滞に巻き込まれることもなく、4時半には鳴門海峡の手前のサービスエリアに到着し、2時間弱の仮眠をとった。まだ、完成して年月の経っていない神戸淡路鳴門自動車道はきれいだったが料金も驚きで、神戸・鳴門間が89キロしかないのに、6050円!ぼったくりやんか!フェリーがこれくらいだったから、それに合わせての料金設定にしてあるのではと推察する。納得いかなーいとひとりで怒っていたが、料金所のおっちゃんに文句もいえずに四国に到着した。
ただ、唯一の良かったことは、鳴門海峡大橋の上から、渦潮を見れたこと。
早朝だったので、超のろのろ運転で走りながら、眼下に広がる海と本当に渦巻いている海峡を見ることができた。このときだけはかわいそうだとは思いながらも、熟睡してたYも起こした。
ちなみに、橋の上は全て駐停車禁止である。(どこでもそうだよね)

香川県は大きく3つに分けられ、県庁所在地高松を含むのが西のエリア。
丸亀・坂出を中心とした中エリア。愛媛県よりの東エリア。
(福井で言う、嶺北地方、嶺南地方みたいな名前があるらしいが忘れた)
700軒あるといううどんやは県内いたるところにあるが、わずか1日半で回れる店はせいぜい7〜8軒。行き当たりばったりもいいが、どうせならうまい店がいいに決まっている。
幸いなことにYの知人でF医科大学の研修生で、やたらうどんに恋してる男から、有力な情報を得てきた。彼は幾度となくこの地を訪れ、うどんを食してるとのことなので、今日はその情報を元に中エリアをまわることにした。


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