パラダイス直島:[2]ここはパラダイス


リフトカーであがると、そこはもう別世界!

壁がガラス張りのアプローチの外側は階段状の滝の流れを楽しむことができ、

滝のアプローチ

さらに進むと、一気に視界が開ける。

池が!

水の音がサーっと聴こえる、大きな水盤の美しさ。その楕円形の水盤のまわりがそれぞれの部屋の入口となっている。水盤の上はひろいひろい空しか見えない。つまり、大きな楕円の池(水盤)のまわりにドーナツ状に部屋があるというつくり。

このページのバックの写真みたいの!)

池のまわりにドアが

私たちが泊まるのは、404号室
デイヴィット・トレムレットの作品を楽しめるお部屋(スゥイート)。
リッチ。
といってもお金ないのでスゥイートに4人で泊まるんだけど(^^;

トレムレットの作品は、壁に額縁がかけてあるというようなのものではなく、壁全体に直接ペイントしてあるもの。 壁全体が、部屋全体が作品となっている。特にベッド側の壁の赤いふちのついた面はすばらしい。

ベッド側作品
色使いが美しい

ソファー側作品
大胆なペイントが部屋をますます広くみせる


部屋にはTVなどない。フロントでCDラジカセを貸してくれたので、車の中にあったボサノヴァのCDをかける。海側の面は、全面ガラス窓になっていて、ガラス窓の向こうには、広いテラスが!

窓側
光をふんだんにとりいれる大きな窓

テラス
広々したテラス、向こう側は瀬戸内海

テラスに出ると、そこからは美しい瀬戸内海を見渡せる。ここは高い位置にあるのでたいへん見晴しがよい。そこには籐製のリラックスチェアー(足のせ付)が....

籐製チェア
極楽極楽ぅ

テラスからの風景
テラスから見える風景


これ以上ないだろうというシチュエーション。いいのだろうか?私たちこんな幸せで....

ところで明日は朝7時のフェリーに乗って高松へ帰り、再びうどん巡りする予定でいた。
が、いったんこの空気を感じてしまったら、なんだかもっともっとのんびりしていたい気分になっていた。少なくとも私はそう感じていた。

そんななか最初に口をひらいたのは、エクストラベッドでごろごろするロンりーだった。

ロ「明日何時に高松に帰るんだっけ?」

na「一応朝7時のフェリーに乗る予定だけど...」

ロ「なんか、もったいなくない?

一同「....ハ?」

ロ「あしたチェックアウト何時?」

na「たしか11時だと思うけど」

ロ「それまで.....ここにいない?ここでごろごろしない?

私たちは意外だった。

この旅のメンバーで最もうどんに対する情熱度が高いと感じていたロンりー。←これまでの人生のなかで二番目にがびーんときた出合いが「うどん」らしい。ちなみに一番目が「バイク」、三番目は本人はいってないけどおそらく「スミヨ」では...

うどんに行くために、人(hiyaさん)の仕事までマッハダッシュで手伝ってくれたロンりー。←すごい早さだった。かんどーした。

うどんに行くために、トイレもぎりぎりまで我慢し耐えたロンりー。←ちがうだろう

そんなうどん命のロンりーが、
めくるめくうどん世界と目と鼻の先にあるこの場所で、
そうのたまったのだ。

しかも、11時までいたら次のフェリーは12:40。
それから高松へ帰っても、あまりうまいうどんにはありつけないだろう。
そんななかでのこの発言である。
どんなに重みのある言葉だったか、わかっていただけるだろうか。

そう、それほどこの空間は素晴らしかったのだ!

ロンりーにとって(←重要ね)ここは、
うどん以上パラダイス
だったのだ!

そんな彼からの言葉には、誰もがうなずくしかなかった。←ただの貧乏性だったといううわさもあるが...。

というわけで、全員一致の意向により、明日はチェックアウトまで直島にいることに決定(祝)

hiyaさんと私は直島への6年越しの思いもあるからもちろん異存はないし、スミヨはたぶんうどんよりこっちのほうが楽し気だろうし、でも、ロンりーは....やっぱうどん行きたいだろうなあ、って思ってたからねえ。まさかロンりーからその言葉がでるとは思わなんだ。

そして口々に、

「子供の頃進研ゼミやっててよかったよ。あのときうちらが納めたお金で福武書店(現ベネッセ)もこんなののスポンサーになれたんじゃ」

いってみれば、ぼくらのおかげ?

「いやあ、めぐりめぐって帰ってくるもんだわねえ!」

などと勝手な思い込みの発言をくりかえしたうえ、妙にハイテンション(直島ハイ?)になった私たちは、

「ビバ・おとな!」

などとさけんでさわいでいたのであった。←恥ずかしい

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