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事実よりも宣伝が大事なメディア
「一時期、信用回復のために軌道修正をしているようにも見えたアメリカのメディアだが、アメリカやイスラエルの政府が「イランの脅威」を叫び始めるにつれ、再びプロパガンダ度を高めている。」
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StrangeLove2001年9月11日の出来事を切っ掛けにして主導権を握ったネオコンは、国内のファシズム化を推進するとともに、アフガニスタンとイラクを先制攻撃し、多くの民衆を殺害している。こうした展開になることは事前に予想されていた。退役将校だけでなく、アメリカ軍の中枢にも開戦に反対する人物が少なくなかったのもそのためだ。イラクに侵攻すれば戦争は「チェチェン化」、泥沼化するというわけだ。しかも、イラクを攻撃する前にアメリカ軍が実施したシミュレーションでアメリカ軍が負けたとも伝えられている。ところが、イラク侵攻前、こうした予測や分析を日本のマスコミは報道しようとしなかった。アメリカのメディアもジョージ・W・ブッシュ政権に協力、なりふりを構わずにプロパガンダを行ってきた。アフガニスタンやイラクへの独善的な軍事侵攻でアメリカは信頼を失い、軍事費負担が重くのしかかっているが、アメリカ政府以上に大きなダメージを受けたのが同国のメディアであろう。数あるメディアの中で、ネオコンの広報機関と見られているのがルパート・マードックの経営するFOXだが、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、あるいはウォール・ストリート・ジャーナルのような新聞、そして勿論、ネットワーク局も戦争の旗ふり役を演じていた。それ以上にプロパガンダ度の高かったのが日本のマスコミだが。一時期、信用回復のために軌道修正をしているようにも見えたアメリカのメディアだが、アメリカやイスラエルの政府が「イランの脅威」を叫び始めるにつれ、再びプロパガンダ度を高めている。
Posted: 月 - 9月 4, 2006 at 02:09 午前