友枝@ななめねこの
アーキテクチャ指向の頁
ここでは私が提唱する進化したオブジェクト指向であるアーキテクチャ指向に関して、いささか無責任にあれこれと述べさせていただきます。
内容は徐々に充実させていくつもりです。
なおここに記載する内容は、通商産業省(当時) ,情報処理振興事業協会(IPA) の委託による研究開発事業として(株)情報技術コンソーシアム(ITC)で実施した「オブジェクト指向によるソフトウェア生産技術開発プロジェクト」の成果を元にしています。
まず,アーキテクチャとは? (PDF)
そもそもアーキテクチャとはなんぞや,を簡単に.
元々ITって色々なお客さんとお話するわけだから,できるだけITな方言にはしたくないっていうのがあります.その上でIT屋さん向けの概説をしておくと,アーキテクチャな基本「ドメイン−品質特性−アーキテクチャ」の三つ組みは,俗に言う「what-why-how」,パターンでいえば「問題−フォース−解」てな感じ.
オブジェクト指向は魔法の杖ではない
現状のオブジェクト指向を概観してみると、なるほどオブジェクト指向がソフト開発の生産性向上をもたらすことが見て取れます。しかし、同時にオブジェクト指向の妙を出すためにはそれなりの方策と投資が必要であることが分かります。オブジェクト指向は非常に有望にして近い将来の常識的な技術ではありますが、決して魔法の杖ではないのです。
珈琲とソフトは素人衆がつくる
知合いのお能の役者さんにて珈琲の修業も積んだ方が仰っていました、“みなさんが不思議に思わないのが不思議なのですが、、、珈琲は素人がいれて、それにお金を払っているんですよね”。実はソフトもそうではありませんか!?
このような現状だからこそ、素人に玄人の知識をうまく再利用させてあげる方策を考える必要があるのです −珈琲豆の再利用は止めて欲しいけど−。
オブジェクト指向は再利用に関して確かに有望ではあるけれども、残念ながら満足できる解を与えてくれるわけではありません。再利用のためには、さらなる進化が必要です。
オブジェクト指向の進化 [関連スライド付録へ]
オブジェクトでのモデル化、クラスライブラリ、パターン/フレームワークそしてドメインモデル、、、大きなスパンで見てみると、オブジェクト指向はソフトウェア知識の表現そしてその活用(再利用)への道を歩んでいるような気がしませんか。
アーキテクチャ指向要素技術(オブジェクトからアーキテクチャへ) [関連スライド付録へ]
オブジェクトでのモデル化、クラスライブラリ、
ソフトウェア知識モデル [関連スライド付録へ]
では再利用の対象である、ソフトウェアの知識とは一体どういうものかを考えてみましょう。オブジェクト指向に限らず、問題解決の為にはそのドメインを理解・把握することが何よりも重要なのですから。
P.CoadやE.GammaそしてC.Alexanderなど著名なパターン研究者らとの関連にも軽く触れてみます。
抽象アーキテクチャの合成・適用 [関連スライド付録へ]
OOP(Object-Oriented
Programming)の成果物はClassLibraryとして資産化されています。しかしOOA,D(Object-Oriented
Analysis,Design)はどうでしょう。資産化に成功しているとは言い難い状況ではないでしょうか。上記ソフトウェア知識モデルでの成果を踏まえ、OOA,D成果の資産化に向け、抽象アーキテクチャの合成・適用を考察します。
近ごろはやりの、ドメインモデル,アーキテクチャ,フレームワーク,デザインパターン,コンポーネントウェアとの関連にも軽く触れてみます。
スライド付録
アーキテクチャ指向の概要としては,現時点ではこちらがまとまっているかも知れません.^^;
関連付録
アーキテクチャ指向に絡んだものを置いてみました.
敵か味方かオブジェクト指向(スライド版)
オブジェクト指向は敵なのか味方なのか、オブジェクト指向との出会いのパターンをもとに概観するOHP資料を置いてみました。成功のための組織や何をなすべきかということにも言及しています。
再利用時代の生産性評価メトリクス [暫定的参考スライド]
生産性に最も寄与するものは、技術者のやる気,ノリだったりします。せっかくの努力や成果が正当に評価されないとしたら、多くの人が意欲を削がれてしまうのではないでしょうか。とは言うものの正当な評価のためのメトリクスが非常に手間暇を費やすものであれば、これもまたいかんともし難い。
再利用時代には、QCD意識,生産意欲の高揚をもらたすような、簡便にして程々の適正さを持ったメトリクスが今まで以上に必要になると思われます。
OMTによるOMT
OMT(Object Modeling Technique)[ランバー92] のオブジェクトモデルを使って、OMTの各ステップをモデル間の関係を通してながめてみましょう。
なお、テキストによるOMTダイジェスト版はこちら をどうぞ。
特例付録:bit別冊「ソフトウェアパターン」用語辞書(運用停止中)
bit別冊の「ソフトウェアパターン」本中で使用,また説明されている用語をまとめたものです。JPLoP(Japan
Pattern Language of
Programming) のパターンと学際領域の関係を極めることを目的とした分科会JPLoP-InterLabの活動成果を元にしています。
参考文献
E-mail : nanameneko@mac.com
Created: 9/1, 1995 Updated: 8/20, 2000
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