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ΕΝΑ ΓΡΑΜΜΑ ΣΤΟΝ ΠΑΤΕΡΑ ΜΟΥ('03) LYRA CD1025 (エナ・グランマ・ストン・パテラ・ム) |
| ジャケの油彩画が印象的なアルバム。タイトルの意味は「父への1通の手紙」ってとこでしょうか?参加アーティストがびっくりするぐらい豪華!!パノス・カツィミーハス、マリオス・フラングーリス、スタマティス・クラウナキス、ニコス・クシダキス、ルドヴィコス・トン・アノギオン、アンドーニス・ヴァルディス、ミハリス・シガニーディス、そしてサヴィナ・ヤナトゥなどなど。まあギリシャ音楽に馴染みのない人にとっては誰やねんそいつら状態なんですが(笑)。しかもどうやらほとんどオリジナル新曲。手を出さん理由ないでしょこんなん!!内容もやっぱりめっちゃいいです。どの曲もほんまいい!!というわけでちょっと詳しく紹介したいと思います。 1曲目はパノス・カツィミーハスによるちょっとのどかなカントリー・タッチのナンバー。 2曲目、クラシック界で活動している(日本でもソニーからCDが出た)マリオス・フラングーリスが歌は勿論なんと作曲までしてます。これがなかなかのもの。こんなんも出来る人なんやー、と感心しました。 3曲目、曲はルドヴィコス・トン・アノギオン。歌はマリオーが歌っています。ピアノのみをバックにしたシンプルな曲ですが独特の寂寞感はやっぱりルドヴィコス。ええです。マリオーのちょっとハスキーな枯れた声もgood。 4曲目、曲はアンドーニス・ヴァルディス。歌はハリス・ダツィース。イントロでのアルメニアの楽器Dudukの悲し気な音色がいきなりたまらんです。しかも曲がさすがにヴァルディス、むっちゃええんです。サビのメロディーなんて胸を掻きむしられそう。 5曲目はスタマティス・クラウナキスによるインスト。演奏はクラウナキス本人のピアノとヨルゴス・ザハリーウのシンセのみ。ギリシャ的なメロディーをモチーフにしてるもののプログレ的な香りも漂う秀逸なトラックです。 6曲目、ニコス・クシダキスの曲も一聴して彼の曲とわかるジャズ・テイストのシブシブ・ナンバー。 7曲目、コスタス・パリシスの作曲、歌(ギター、ベース、プログラミングも彼自身)によるフォーク・ロック。いい曲なんやけどこのアルバムの中ではちょっと印象弱いかな。 8曲目はタイトル曲。これが素晴らしい!!出だしのピアノのアルペジオからもう涙腺を刺激してくれます。時には囁くように歌うターソス・アポストールのヴォイスもいうことなし。個人的にはベストトラックといいたいところ。ミハリス・グリゴリーウの音楽が好きな人なら何か通じるものを感じてもらえるのでは。 9曲目からちょっとカラーがトラッドぽくなるような。パンデリース・サラッシノスがギター弾き語りで淡々と歌っています。 10曲目、ギリシャ独特の9拍子のリズム「ゼイベキコス」の曲。アルバム中唯一踊れる曲(笑)。 11曲目、エヴァンシーア・レブーツィカ作曲のピアノ・インスト。優雅なんやけど物悲しい、彼女らしさがよく出た曲。 12曲目、私の大好きなサヴィナ・ヤナトゥの曲なんですが、これはプログレマニアには古くから知られていた彼女の'86年のソロアルバム「Ζει ο Βασιλιαs Αλεξανδροs(ジー・オ・ヴァシリアス・アレクサンドロス)」のオープニング曲なんですな。オリジナルはシンセを中心にしたアレンジでしたがここではピアノ、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスといったフル・アコースティックな編成で再演してます。悪かろうハズがないでしょ。 13曲目は再びルドヴィコス・トン・アノギオンの曲ですが、この曲は本人によるマンドリン弾き語りです。まあいつもながら淡々としつつも悲し気な曲調。ギリシャの島々で夜にでも聴いたら最高やろなあ。でもギリシャ体験がない人にはちょっと退屈かも。 14曲目はちょっと異色のエレクトロ・ミュージック。なんか会話らしきものがサンプリングされてんやけど何いってんだか当然わかりません(泣)。 15曲目、ミステリアスな室内楽っぽい編成をバックにしてるものの歌メロはギリシャ、という不思議な雰囲気の曲。アレンジがちょっと前衛的。 16曲目はまあオーソドックスなロックといった感じ。むっちゃええ、というほどやなかったなあ。 17,18曲目も異色。ジャズ・ベーシスト、ミハリス・シガニーディスによるサンプリング・コラージュ。彼のソロにも同タイトルの曲がありますが、別テイクです。サンプリングネタはフランク・ザッパ、ミキス・テオドラキス、BECKなどなど。 ざっくりとした印象では前半はオーソドックス、後半アヴァンギャルドといった感じ。単なる「寄せ集め」には終わっていない、ギリシャファンは必聴のコンピレーションです。(コンピ嫌いの私がいうんやから…) |
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ΤΡΑΓΟΥΔΙΑ ΕΓΡΑΨΑ ΓΙΑ ΦΙΛΟΥΣ('98) MERCURY/POLYGRAM 538 671-2
(トラグーディア・エグラプサ・ヤ・フィルス) |
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| 日本での知名度はほぼ皆無と思われるディオニシス・サヴォプロスの曲をトップ・シンガー達がカヴァーしたトリビュート・アルバム。どんだけトップな人らかというと、アルキスティス・プロトプサールティ、ヤニス・コツィラス、ハリス・アレクシーウ、ディミトラ・ガラーニ、フィーヴォス・デリヴォリアース、ヤニス・パリオス、エレーニ・ツァリゴプール、ニコス・ポルトカーログル、ラヴレンディス・マヒェリツァス、アルキノース・イォアニーディス、ピックス・ラックス、ACTIVE MEMBERとまあ、ほんまにそうそうたる顔触れ。その上プロトプサールティ、コツィラス、アレクシーウの3曲はニコス・アンディパスのアレンジやったり。 そんなわけでどのトラックも粒揃いの名演ですが(曲もええんだこれが)、そんななかでも個人的に印象強いのはエレクトロニカなアレンジのガラーニとドラマチックな上、歌い方がたまらんく渋いパリオスの2曲。後者のジャズ風なハーモニカのソロも聴かせます。惜しむらくはフェイド・アウトしてまうとこ。 全体的にはやっぱりロック色の強い曲が多いんやなあ、とサヴォプロスの音楽を認識した次第。(←知らんかったんかい!!) |
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ΔΕΝ ΞΕΡΩ ΠΟΣΟ Σ'ΑΓΑΠΩ('06) MINOS EMI 0946 362373 2 9
(デン・クセロ・ポソ・サガポ) |
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| '05年8月11日に癌で逝去したギリシャの偉大なシンガー、ヴィーキ・モスホリウー。日本での知名度とは違い、ギリシャではそーとーなシンガーとして認識されているようで、それを証明するかのようなこんなとんでもない2枚組トリビュート・ライヴ盤が登場!なにがとんでもないって参加したシンガーのメンツ!!ハリス・アレクシーウ、ディミトラ・ガラーニ、マリネッラを筆頭にエレフセリア・アルヴァニタキ、エレーニ・ツァリゴプール、タニア・ツァナクリドゥ、グリケリーア、メリーナ・カナ、メリーナ・アスラニドゥ、アンドリアナ・ババリというとんでもないラインナップ!!これをスルーするようならギリシャ・ファン辞めます(笑)。実際ジャケットやブックレットの写真見てあまりの奇跡に涙出ました私。 さて、ブックレットに掲載されたリナ・ニコラコプールの序文によるとライヴはまだモスホリウー闘病中の'05年7月7日に行われたようです。会場は私にとっては思い入れ(ギリシャ音楽初体験のアルヴァニタキのライヴCDがここやった)のあるセアトロ・ヴラホン。 冒頭のクサルハコスのナンバーからアレクシーウ、マリネッラをメインに全員登場です。こんなん実際に見たら絶対涙がとまらんやろなあ〜。そしてタイトル曲である2曲目では各シンガーがワン・フレーズずつリレー形式で歌うんですが、わずかワン・フレーズやというのに誰の声やらわかってしまう強烈な声色と歌い回しはさっすがそれぞれオンリー・ワンのトップ・シンガーやと感心しまくり。4曲目からはソロorデュオになるんですが、最初のババリとアスラニドゥだけはやはりキャリアの差か、ふたりセットでソロはなし(笑)。以降アルヴァニタキ→グリケリーア→グリケリーア+カナ→カナ→カナ+ツァリゴプール→ツァリゴプール、という感じでまさにリレー・スタイルでライヴは進行。そんななかでもやはり凄みを感じたのはアレクシーウかなあ。Disc2-2でいよいよソロで登場するんですが、曲の素晴しさと相まってほんまサブイボもんです。 とにかくシンガーも素晴しいんですがなにより曲がほんまええ曲揃い。スタヴロス・クサルハコス、アキス・パヌー、アポストロス・カルダラス、ヤニス・スパノス、ヨルゴス・ザベタス等、やっぱりギリシャを代表するというてもええぐらいの顔触れが揃っただけはあります。 とにかくギリシャ音楽ファンなら必聴もん、そうでない人はちょっとギリシャ音楽に慣れてもらってから(笑)聴いてほしい歴史的ライヴ盤です。欲をいえば映像も見たい〜!! |
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MINOS 2004('03) MINOS EMI 7243 5 992879 1 |
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2003年の暮れに出たビデオ・クリップ集。ただでさえハマるギリシャのクリップなんですが、コイツにはほんまヤラれました。何枚CDを買わされたことか(爆)。曲はむっちゃええ上に映像も印象的でおもろい。何十回見たかわかりません。まさにベスト・オブ・グリーク・ミュージック・クリップス。あんまりスバらしいんで全曲紹介してまいます。間違いなく日本初でしょう(爆)
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