'90年代中盤に結成。バンド名は「集団脱走」の意。メンバーはアリス・ハジスタブール(ギター、ヴォーカル)、ディミトリス・イコノマキス(ベース)、ヨルゴス・カツァノス(キーボード、パーカッション、ヴォーカル)の3人を核に、マリア・アリストプール(ヴォーカル)ヴァシリス・ギスダキス(ヴォーカル)、ソフィア・マヴロゲニドゥ(フルート、ヴォーカル)、フォーフィ・カルーンドズゥ(マンドリン)、レノス・ルファーキス(ドラムス)などなど。
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ΟΠΟΣ Η ΘΑΛΑΣΣΑ('98) LYRA CD4916 (オポス・イ・サラッサ) |
| 2nd。リリース当時はギリシャ初心者やったので、とりあえずサヴィナ・ヤナトゥのゲスト参加に釣られて買った。しかし聴いてみるとバンド自体の音がそーとー完成していて意外とサヴィナの影が薄かったりする。メンバーの音楽的素養の広さが上手く曲に反映されていて、ジャズ、ロック、クラシック、トラッドなどなどいろんな要素がそれと知れずに使われています。もちろんギリシャならではの哀愁感もあり、この辺りのバランス感覚はほんまに見事。フランス人クラシック・パーカッショニストで、クセナキス演奏のエキスパートとしても知られるSYLVIO GUALDA(シルヴィオ・グァルダ)も何曲かマリンバ、ティンパニで参加しており、現代音楽& ZAPPA的な風味に貢献しとります。ラスト曲はなんとブラジルの奇才、EGBERTO GISMONTI(エグベルト・ジスモンチ)のナンバー「MEMORIA E FADO」。よう選曲したと拍手を送りたい(笑)。出来も上々。 | |
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CARTOON('01) EROS MUSIC 08212 (カートゥーン) |
| 前作とはまるっきり方向性を変えてきた3rd。前作はいろんな要素を含みながらもどっちかちゅうとクラシック色が強かったんやけど、今作はかなりロック(それも'70'S!!)に接近してます。なによりキーボードのクレジットに「Fender Rhodes(かなり多用)」「Hammond」「Mellotron(!)」なんて入ってる上わざわざ「analog synth」やて。こういうこだわり大好きっすわ(笑)。 1〜3曲目までの曲調はわりと前作の雰囲気を引き継いでます。でも1曲目のシンセは'80年代のスタマティス・スパノダキスを彷佛させるし、3曲目はリゼタ・カリメーリをヴォーカルに迎え、ANEMOSばりにドラマチックでロック・テイストの強いナンバーになってて、ほんまおんなじバンドとは思えん。4曲目「ΤΟ ΤΡΕΝΟ」はジャズロック風やし、6曲目「ΤΑ ΤΡΥΦΕΡΑ ΤΙΠΟΤΑ」は、フルート、マンドリン、ギターによるクラシカルなイントロの後キング・クリムゾン風に展開していってハードなエレクトリック・ギターのソロででクライマックスを迎えた後はまたクラシカルなアンサンブルに戻っていく、といったなんともかっこええ曲。その他ハモンド全開のスピーディな9曲目やら、もろブルーズな11曲目、ファンク・ナンバーかと思いきやこれまた最近のクリムゾンぽいパートのある(御丁寧にメロトロンも使用)ラスト・ナンバーやら、バラエティさは相変わらずといった感じで、まあほんま楽しいアルバムです。 |
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