★Ν,ν(ニー)★
Cinema(ニコス・アンディパスやDavid Lynchが在籍したバンド)でキーボードとベースを担当していたアリスティディス(アリス)・パヴリスが、イフィイェネア(ヴォーカル)とヴァシリス・ムストス(キーボード、プログラミング)の2人と'92年より活動開始。
その後1stリリース後にヴァシリスが抜けた後は現在までイフィイェネアとアリス2人のユニットとして活動中。
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ΝΑΜΑ('92) LYRA CD4613 (ナーマ) |
| ド頭からギリシャらしからぬディキシー風なクラリネットをフィーチャーしたポップ・ジャズといった風情の曲やら、バスーンやオーボエ(まあシンセやけど)のアンサンブルがあったりと結構バラエティに富んだ1st。アレンジにはギリシャ色はほとんどなし。イフィイェニアの上手い、というほどでもないけどちょっと鼻にかかった舌っ足らずな甘い声は意外と耳に心地よかったり。いかにも打ち込み、といった感じの安っぽいドラム・プログラミングはマイナス・ポイントやけど結構キャッチーなメロは、押し付けがましくなくてなんか気軽に気持ちよく聴けます。イージーリスニング・ポップって感じかな。スィミオス・パパドプロス(cl)、ヨルゴス・マグララス(vl)も参加。 | |
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ΝΑΜΑ II('94) LYRA CD4760
(ナーマ II) |
| 1stより更にバラエティさの増した2nd。前作同様のポップ・ジャズな曲はもちろん前作にはあまりなかったギリシャ色ももろにあったり、カントリーな曲(アリスがリード・ヴォーカルをとってる)もあったり。アレンジもより洗練されてオシャレになった感じ。でも個人的には曲のキャッチーさは若干弱くなったようにも感じます。アンドーニス・アペルギスがネイやリコーダー、カヴァル、ウード等で参加の他、前作に引き続きスィミオス・パパドプロス(cl,ss,fl)、ヨルゴス・マグララス(vl)も参加。 | |
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ΑΝΑΜΝΗΣΕΙΣ('95) LYRA CD4805
(アナムニシス) |
| 3rdはカヴァー集となりました。ヤニス・スパノス、スタヴロス・クサルハコス、ディオニシス・サヴォプロス、マノリス・ヒオーティス、マノス・ハジダキス、ミーミス・プレッサスといったギリシャ人なら知らん人はおらんやろうクラスの作曲家の曲をとりあげてるんですが、これがしっかり小洒落たNAMAサウンドになってるのはさすが。しかも曲は今回ギリシャを代表する大作曲家の作なわけやから悪いハズがない!!ラスト曲「ΟΔΥΣΣΕΑΣ(オディッセアス)」のみ1stのド頭曲のセルフ・カヴァーなんやけど、全くアレンジが違ってて同じ曲とは思えんかったあ。 個人的にはこれがいっちゃん好きかなあ。アンドーニス・アペルギスやスィミオス・パパドプロス、ヨルゴス・マグララスもほとんど準メンバーのごとく参加。 |
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'53年アテネ生まれ。グリーク・ハード・ロックの代表格、ソクラテスにドラマーとして加入、その後Sunset,You Guys,Flex,Cinema等のバンドを経て、'91年からはプロデューサーとしてエレフセリア・アルヴァニタキやハリス・アレクシーウ、マリネッラ、アルキスティス・プロトプサールティなどを手掛ける。
顔はイカついけどええ曲書きよるんだこのおっちゃん。
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ΘΕΑΤΗΣ('98) MERCURY 558230-2 (セアティス) |
| エレフセリア・アルヴァニタキの'91年作「ΜΕΝΩ ΕΚΤΟΣ(メノ・エクトス)」、ハリス・アレクシーウの'92年作「ΔΙ'ΕΥΧΩΝ(ディ・エヴホン)」のプロデュースで一躍ギリシャ音楽界の売れっ子プロデューサーとなったアンディパスの、自分名義では初のアルバム。ギリシャポップの一時代を築いた"コバルト・ブルー・サウンド"と呼ばれる、独特のエレクトリック・アレンジはもちろんこの作品でも健在。スティングとコール・ポーターにインスパイアされたという1曲目「Cinema」をはじめ、曲はほぼインストですが、エリー・パスパラとヤニス・コツィラスがそれぞれソロで1曲ずつ、デュエットで1曲に参加してます。他の参加ミュージシャンはソクラテスでの朋友、ヤニス・スパーサス(ギター)、愛知万博にもアルヴァニタキやコツィラス達と来日してくれたスピロス・グーマス(ブズーキ)、マノス・アハリノトプロス(カヴァル)などなど。アンディパス自身はドラムス、パーカッション、キーボード、ギター、ベースとマルチ・プレーヤーぶりを存分に発揮しとります。 アルバムの 全体的なイメージはあのYANNIの所属していた"プライベート・ミュージック・レーベル"っぽい感じ。いわゆるシンセが中心のニュー・エイジ・ミュージック。3曲目なんてまるでスタマティス・スパノダキスやし。(好曲です!)5曲目のタイトル曲はちょっと東洋的、というか中国っぽい。プライベート・ミュージックにいた、ルチア・ウォンを思い出しましたわ。 まあそんな感じで、 ごちゃごちゃしたうざったさのない穏やかなサウンドはさっすがギリシャ・トップ・プロデューサーのソロ!!心得てます。あ、ラストではアレクシーウの「ΔΙ'ΕΥΧΩΝ(ディ・エヴホン)」の少年合唱団によるセルフ・カヴァーもやってるけど、これはやっぱアレクシーウ・ヴァージョンの方がいいかな(笑)。 |
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