★Μ,μ(ミー)★


マノリス・ファメロス
(ΜΑΝΩΛΗΣ ΦΑΜΕΛΛΟΣ)

オフィシャルサイトURL: http://www.famellos.gr/

'68年アテネ生まれ。オフィシャルサイトにむーっちゃ詳しいバイオグラフィが書いてますが、ギリシャ語なので全くわかりません(泣)

ΜΑΥΡΗ ΑΓΑΠΗ('98) WEA 3984 22753-2
(マヴリ・アガピ)
'98年春のギリシャ旅行の際、なんかミステリアスなジャケに惹かれて購入。「マノリス・ファメロス&イ・ポディラテス」名義のアルバム。ゲストにニコス・ポルトカーログル、エレーニ・ツァリゴプール、ニコス・ジオガラス。
内容ですが、ジャケの雰囲気ぴったしのちょっとダーク感のあるヴァイオリン入りプログレ風ロック、てな感じでしょうか。フォティス・シオタス(ヴォーカルもとっている)のヴァイオリンはちょっとDAVID CROSS(ex.King Crimson、なんて書くだけヤボ?)風やし、6+3拍子の「ΑΓΡΙΑ ΤΡΙΑΝΤΑΦΥΛΛΙΑ(アグリア・トリアンダフィリア)」の地を這うベース・リフはMAGMAなんかを思わせたり。他の曲も私のツボを巧妙に突くかっこいいアレンジがされていて、買ってしばらくはヘヴィ・ローテーションの一枚でした。てなわけで内容はええんやけど、全7曲で収録時間が22分程度っちゅうのはとっても不満…。
ΠΟΤΕ ΟΠΩΣ ΠΡΙΝ('05) AKTH 520159 2
(ポテ・オポス・プリン)
これはなんちゅうかとんでもない2枚組凄盤。まあこれまでリリースしてきた曲のセルフカバー・アルバムみたいなんですが、とにかくDisc1のゲストの凄さ!!ヤニス・コツィラス、ヨルゴス・ディミトリアディス、ハリス・アレクシーウ、エレーニ・ツァリゴプール、ラヴレンディス・マヒェリツァス、アルキノース・イォアニーディス、オルフェアス・ペリーディス、タニア・ツァナクリドゥ、コンスタンディノス(Κ)・ヴィータ、ザック・ステファヌゥ、フィーヴォス・デリボリアース、ディミトラ・ガラーニ、メリーナ・アスラニドゥ、ニコス・ジオガラス、スタースィス・ドロゴシス(全曲のキーボード・パートも担当)。
うっひゃーー!!ギリシャ紅白歌合戦やーー(笑)!!
演奏陣の方でもタニアのトラックでは、何度か来日経験もありJ-POP好きだという(浜崎あゆみファンやねんて…)世界的インプロヴァイザーでチェリストのニコス・ヴェリオティスも参加。どのトラックもシンガーよし、曲よしのすんばらしい内容になってます。
そしてDisc 2。これがまた素晴しいのですよっ!!こっちは全てファメロス自身が弾いて歌ってハーモニカ吹いて、という地味な弾き語りスタイルなんやけども曲の良さが異常。それにギター、バンジョー、マンドリン等のアコースティック楽器のみのカントリー・タッチのアレンジがハマりまくってます。まさにカントリーとギリシャ音楽のええとこどりフュージョンちゅうてもええでしょう。とにかく全34曲、質、量ともに満腹間違いなしの大推薦盤です!!


マリア・パパドプール
(ΜΑΡΙΑ ΠΑΠΑΔΟΠΟΥΛΟΥ)

'74年アテネ生まれ。'95年にマノリス・リダーキスに曲を提供し、作曲家としてキャリアをスタート。ソロデビュー後もミハリス・ハジヤニスエレフセリア・アルヴァニタキ等に曲を提供している。

ΦΕΓΓΑΡΟΣΤΟΛΙΣΤΑ('99) WEA 3984 26419 2
(フェンガロストーリスタ)
まずはジャケのアートワークが素晴しい。内容もチャラけたお手軽ポップではなく、メロディー、アレンジ(アコースティック楽器中心)共によく練られた極上ポップ。それもそのはずで 全曲アレンジをHuman touchスタヴロス・ランツィアスが担当。また殆どの曲をHuman touchがバックアップしています。(David Lynchは2曲のみ)それもあってか若干フュージョンぽい匂いもあり。
4,6曲目あたりのシンプルな曲あたりが涙腺をくすぐります。5曲目もちょっとプログレっぽくてよい。7曲目はケルト風(ジグ)のリズムが印象的やし、ランツィアスのアレンジもバラエティに富んでいてさすがです。ギリシャ女性ヴォーカルものの傑作のひとつ。
ΕΝ ΒΥΘΩ Η ΑΛΗΘΕΙΑ「THE REMIXES」('01) WEA 092740745 2
(エン・ヴィソ・イ・アリシア)
下記アルバムからの先行4曲入りシングル。といってもアルバムの曲は1曲だけで、残りの3トラックはリミックス。私は「リミックスはオリジナルにはどーやってもかなわん!!」という持論があるので、あまり期待はせずに聴きました。…結局持論を裏付けてまいました。やっぱりリミックスの必然性ってのがどーしても見えへんのですよ。ただこーゆーことも出来ますよ的にしか聴こえなくて。まあでもドラムンベースなリミックスの2曲目あたりはただ聴くだけなら気持ちよくは聴けたりするんですが。
Σ'ΕΝΑ ΚΟΣΜΟ ΜΥΣΤΙΚΟ('01) WEA 8573 88737 2
(セナ・コスモ・ミスティコ)
前作がよかったただけに期待して聴いたものの…うーむ…。曲そのもののクオリティは決して前作より下がってはないものの、やっぱりプログラミング中心のアレンジはちょっといただけない。実にもったいないアルバム。どーしても作り物の音は安っぽく聴こえてしまって、せっかくの曲を生かせてないように思います。やっぱりこの人の曲にはHuman(人の)Touch(感触)が必要かと。おおっ、上手く締めたぞ(笑)。


マト・セ・ディオ・イフェーシス
(ΜΑΤ ΣΕ 2 ΥΦΕΣΕΙΣ)

オフィシャルサイトURL: http://matse2ifesis.net/gr/index.html

'99年結成。バンド名は「Checkmate in 2 flats」の意味。チェス用語なんかな?メンバーはディミトリス・ヴァレロプロス(ギター、ラウート、ラウタ、ヴォーカル)、アレクサンドロス・カプソカヴァディス(ポリティコ・ラウート、ギター、ヴォーカル)、ヨルゴス・コンドヤニス(クリティキ&ポリティキ・リラ、パーカッション)、ペトロス・ラブリディス(エレクトリック・ベース)、スピリドゥーラ・バーカ(ヴォーカル)、ヤニス・ツィウラキス(ピアノ・ヴォーカル)、コスタス・ツィウラキス(キーボード、カホン、ドラムス)。
ΨΕΜΑ ΣΑΝ ΑΛΗΘΕΙΑ('05) Mercury 06024 9875464 1
(プセマ・サン・アリシア)
ちょっとびっくりな出来の2nd。バンドとニコス・クシダキスによるプロデュース。(コ・プロデュースはHaig Yazdjian。Haigはアレンジにも協力)ここまでトラッドな要素とポピュラーな要素をバランスよくミックスしたバンド、ちょっとないのでは。曲はタイトル曲をニコス・グラプサスが書いてる以外はメンバーのオリジナルやけど、まず曲がいい。そしてラウートやらリラやら笛類の民族楽器とエレキ・ベース&ドラムスのリズムセクションを違和感なく融合させるアレンジ力にも驚き。3曲目のカラマティアノス(7拍子の曲)なんてムーグソロ(だと思うんやけど)の後にリラとユニゾンすんやけどこのかっこよさったら!!ブログで紹介したブロウザベラの「Spagetti Panic」もびっくりですよ。5曲目はブルガリアのコパニツァ風11拍子ナンバー。ハモンド・オルガンの使い方がまたかっこええんだあ。Haigがヴォーカル(もちろんウードも)をとる6曲目もしっとりした感じが胸にキュンとくるええ曲。
全体的にムーグやハモンド使ってることもあってどことなくプログレの香りがすんのがやっぱり個人的にはポイント高いです。
ゲストにフリーストス・スィヴェーオス(vo)、ヴァシリス・ラコプロス(g)、Ross Dary(Ταρχου)ハリス・ランブラキス(ネイ)等が参加。要注目バンドですよっ!!


メリーナ・アスラニドゥ
(ΜΕΛΙΝΑ ΑΣΛΑΝΙΔΟΥ)

'01年「イ・アペナンディ」のヴォーカリストとしてデビューし、'02年にアルバムをリリース。その後はソロでヨルゴス・ダラーラスと共演したりとキャリアを積み、'03年ソロデビュー。

ΤΟ ΠΕΡΑΣΜΑ('03) EPC 512076 2
(ト・ペラスマ)
内容はよくわからんかったが、とりあえずジャケ買いした1枚。今どき珍しくほとんどアコースティック楽器のみというアレンジが泣かせる。古き良きライカ+フォーク+ポップちゅう感じ。ハデさのない穏やかでギリシャらしいメロディーに溢れた好盤。ヤニス・スパーサス(ac-g)、マノス・アハリノトプロス(cl,nay)、ヨルゴス・マグララス(vln)、マノリス・パッポス(bz)等の名手も参加。
なんていいことばっかし書いてますが、実は買ってしばらくはローテーション入り(笑)しててよく聴いてたもののちょっとした巡り合わせで聴かなくなってしまっていたんですな。てなわけでライヴ体験してからまた聴き直した感想だったりして。


ミハリス・ハジヤニス
(ΜΙΧΑΛΗΣ ΧΑΤΖΗΓΙΑΝΝΗΣ)

オフィシャルサイトURL: http://www.michalishatzigiannis.gr/

'78年キプロス、ニコシア生まれ。9歳の誕生日にギターを買ってもらって音楽にのめり込む。'98年にはユーロ・ビジョン・コンテストにも出場。その後アテネに移り、ヨルゴス・ハジナシオスのTVサントラに参加するなどして、'00年ソロデビュー。いきなりヒットを飛ばし一躍人気アーティストに。'04年にはアテネ・オリンピックの閉会式にも出演。

私の初体験の相手はこの人でした。って誤解を招くなこの書き方(笑)。いや、ギリシャアーティストのライヴ初体験ってことです。現地では圧倒的に若い女性のファンが多く、アイドル的存在のようです。

ΠΑΡΑΞΕΝΗ ΓΙΟΡΤΗ('00) BMG 74321 75575 2
(パラクセニ・ヨルティ)
デビュー作にして大ヒットを記録。私もリアルタイムで買ったのに何故かずっと聴かずにほったままで、4年経ってからやっと封を開けたという(笑)。何回か聴いたものの実はあまりちゃんと聴いてなくて(なんて不憫な)、ギリシャで彼のライヴを体験した後にちゃんと聴いてみて良さを確認したという始末。
いやマジでいいですってこれ。イマイチな曲も何曲かあるにはあるけど、良い曲の出来が抜けてます。生の弦を使ったストリング・アレンジも絶妙。2曲目なんて弦とピアノだけ、なんていうニクイアレンジ。7曲目がキング・クリムゾンの名曲「エピタフ」をちょっと彷佛させるんですよ。いやほんま。9曲目ではジャズ・ワルツ風の曲調に後半パット・メセニーのギターシンセを模したようなソロもあったり。 10曲目ではマノス・ハジダキスの名曲「ΘΑΛΑΣΣΑ ΠΛΑΤΙΑ」までやってます。あとマリア・パパドプールが作曲で1曲、ヴォーカルで1曲参加(その曲はレナ・プラトノス作やったりする)まあ、ギリシャ色が希薄ではあるんやけど、こんだけの曲が揃ってたらヒットも頷けます。あ、ちなみにギターで参加のディミトリス・バルバガラスはエレフセリア・アルヴァニタキのツアー・メンバーでもあって、私握手してもらいましたので個人的にファンです(笑)。
ΑΚΑΤΑΛΛΗΛΗ ΣΚΗΝΗ('04) MERCURY 060249819339
(アカターリリ・スキニ)
3rd。1stでは青っちろくてちゃんとメシ食うとんか!てな感じやったハジヤニスもすっかり男っぽくなったもんです(笑)。
個々の曲はキャッチーでいいんやけどアルバムとして聴くとちょっとアレンジが平坦な気も。1,2,8曲目あたりがええ感じ。ただ、ギリシャっぽい雰囲気はやっぱし薄めで、ちょっとアメリカンAORのような気もしたり。