まさかこんなに早い再来日が実現するとは。'03年12月に奇跡の来日公演を行ったスウェーデン最高峰のトリオがまたやってきました。初日の4/5、東京武蔵野公演を皮切りに品川、松阪、岡山と回って最終日の神戸公演。待ってましたよFRIFOT御一行様!!
この日は公演前に「MEET THE BAND」というメンバーとの懇親会(?)みたいなものが企画されていて(ハーモニーフィールズさんありがとう〜)当然わたしも行ってきました。(つっても実は申し込んだの2日前やってんけど)
受付時間より20分前に着いたので会場販売のCDやらアレさんが持ってきたというヘリエダールスピーパという笛(ちょっと吹かせてもらったけど、かすれた感じが北欧らしくてむっちゃ欲しくなった)を見てたりしてるうちにいよいよ開始。
ホール内客席前に置かれた三脚の椅子にメンバーがそれぞれ座って、まずはメンバーそれぞれの自己紹介。みんなわかりやすい英単語を選んでゆっくりと話してくれるので英語×の私もそこそこ理解できました。そこでまずレーナさんが生クゥーラを披露してくれて今日1回目の鳥肌。(まあその後も立ちまくるんで都合何回はわからんようになるんですが)
あとは北欧特有の「POLSKA」のリズムの取り方を3人の生演奏で披露してくれたり、気になってしゃーなかった謎の笛、ウィロー・フルート(柳笛)やらヴァルホーン(角笛)、オクターヴ・マンドーラについての説明など、楽器好きにはなかなかたまらん内容でした。
極め付けは最後に楽器を直に触らせてくれましたんですよう!!アレさんあんたええ人や…(泣)。案の定マンドーラにたかる(笑)人並みをかき分け私は一目散に柳笛へと(笑)。うわあ、これほんまに穴ないやん。どないしてピッチ変えんねんな、とか思いながら恐る恐る(壊したらエライこってすからね〜)吹いてみます。おおっこの音色。柳笛や柳笛や。さらに吹き続けると息の強さで倍音が出ることが判明。(つまり基音と5度上の音。「ド」が基音とするならその上の「ソ」の音が倍音)昔ちょっとトランペットをやってたときよく吹いてた「突撃ラッパ」の曲(指を使わず唇のコントロールだけで吹ける「ド」と「ソ」だけの曲。ほんまのタイトルは知らん)を吹いてみたら…。
おおっ、吹けた吹けた!!すごいぞ俺!!(←すごくないって)
でも結局それ以外の音の出し方は皆目わからずでした(泣)。
あ、もちろんマンドーラも触りました。ちゃっかり。
でも一時間はやっぱ短いです。あっちゅう間。
まあでも次はいよいよメインのコンサート!!
結構前売り買うのが遅くてあまりええ整理番号やなかったんでええ席はあきらめてたんですが…。
なんと。アレさん真ん前の最前列が空いとるやん。なんだ!?これって運命(笑)!?
と、ラッキーなこともありつついよいよ開演したワケですが。
もう「最高!!素晴しい!!」ちゅう以外の言葉がありまっか!?あの素晴しさを私のつたない文章力で表現でけるワケがない。いや、どんな文豪でもムリ、といってまおう。もう実際に体験してもらうしかないっすわ。ほんま。
海原雄山でも「まいりましたっ。」と頭を下げますよ(爆)。
どっしり落ち着いたFRIFOTのお父さん、ペール。
優しいようでいてキレると迫力満点のお姉さん、レーナ。
とにかくヤンチャ、それでいてみんなから愛される弟、アレ。
という風に3人を感じました。まさに家族的なあったかい演奏。それでいて芯にはキーンと冷気が感じられて。ああ〜もう言葉絞り出すのも大変やわ(笑)。
そうそう前回の来日では私はナゴヤ公演に行ったのですが(HNはナゴヤですが私は大阪人です)、そこではあのダブルパイプを吹いてくれんかったんですよ。でやっと今回初体験。かたっぽのドローン管(?)のアクセントの入れ方はああやってたんかあ。(とかいってもマネれるわけないけど)
「竹田の子守唄」も実に感動しました。最初アレさんが笛吹きはじめた時に「竹田そっくりの曲やなあ〜」なんて思ってたらまさかそのものとは。しかし全然違和感なく聴かせてしまうFRIFOTの凄さよ。次のアルバムの日本盤ボーナストラックは決まったな(笑)。でも後で思い出したら前回の公演でも演ってたんよね。(これもナゴヤでは演ってくれんかったのだ)
んなわけでとにかくよかったよかったよかったーーーっっっ。
まあこんだけホメ倒してますが不満がないわけでもなくて。今回こそハンマー・ダルシマー持ってきて欲しかったなーっていう。FRIFOTはダルシマー使った曲にもほんまええ曲多いと思うんですよ。それが今回も聴けなかったのは残念。まあ選曲に関しては聴きたい曲多すぎてどないやっても不満は残ると思いますけど(これはFRIFOTに限らずか)。
終演後はサイン会に突入したようでロビーもえらい人だかりでした。落ち着くのを待って私はアレさんにコンタクト。目的はもちろんギリバナ。(ギリシャ話ね)
もういきなり「明日は是非ギリシャのレンベーティカやってくださいっ」とストレートな私(笑)。
「いやあ、せやけどブズーキ持ってきてへんしなあ」というアレさんに「ほな私の貸しまっさかいに」と粘る私(笑)。その後なんと勢いでアレさんとレンベーティカの超名曲「ΦΡΑΓΚΟΣΥΡΙΑΝΗ(フランゴシリアーニ)」を一緒に歌っちゃいました〜!!(一番だけやけど)
こんな嬉しいことがあるかーーーっっっ(号泣)!!一瞬ライヴの感動ふっとびました(笑)。
今度アレさんとレンベーティカを歌った唯一(たぶん)の日本人、としてギネス申請します(爆)。
そしてアレさんが使ってるブズーキが、ギリシャの有名な港町、ピレウスにある「ΜΑΡΚΟΣ(マルコス)」のモノだという情報を得て(ちなみに「フランゴシリアーニ」を作ったマルコス・ヴァンヴァカリスからとられた名前だそうな。しかしこんな情報で喜んどんのはやっぱし私だけかなあ?)ホクホクで帰途についたのでありました。
明日のワールド・ミュージック・セッション、なんとしても足を運ばねば!!