第2回Dot Project 議事録
日時 2005/07/29 Fri. 16:00〜18:10
資料
進行スケジュール
Dot Project 参加者名簿
植田氏小向邸熱損失計算表
ミネルギーハウス 建築家のための設計の解説
快適窓学
内田氏メモ
座長挨拶(佐々木先生)
アンケート結果報告(長土居氏)
小向邸熱性能設計,QPECs 紹介(植田氏)
植田氏が現在検討中である実邸の検討内容に基づいて室蘭工大鎌田研究室で開発したQPECsの紹介があった.次世代区分(県別で選択するようなもの)と各断面における断熱仕様を入力することでQ値と灯油消費量を計算するExcelシートである.
次世代仕様の設計にくらべて開口部の工夫(PVC-ArLow-E)とハニカムサーモの組み合わせでは,Q値は1を切らないものの,エネルギー消費量は半分以下になること,また開口部の断熱性能を上げても,日射取得の関係で逆にエネルギー消費量が増えることもある,などが示された.
議案内容に基づく意見交換
- 目的の確認
・第1回目での議論で,あまりにQ=1 W/m2Kに拘った為に誤解を生じている面があることを否めない.必ずしも住宅が具備すべき内容(快適性・健康性etc.)を軽視しているわけではない.
・キャッチフレーズとしてQ=1W/m2Kという言葉があるとわかりやすい.
・エネルギー消費目標数値の記載は,住まい方(設定室温や暖房方式,住宅の周囲の日照状況など)によって変化するので責任がもてない.建物の性能としてのQ値はその意味では施工者・設計者側が責任を明確にできる範囲である.
・快適で健康な住宅の供給は当たり前のはなしで,それを前提としながら,炭酸ガス消費量削減などの大きな目標に対しての効果を図るなら,少なくともエネルギー消費もしくは暖房コストを目標値にしたほうがわかりやすい.
・ユーザーサイドからみれば,Q=1W/m2Kがわかりづらいこともある.
・詳細な文面は事務局に一任.
- Dot
Projectで認定していく住宅の工法・換気設備などの条件をつけるべきか否か
・天井断熱や床断熱(基礎断熱の床下)も含めて不用なものは全てやめたほうが良い.
・換気システムなど,これからデータを蓄積していくほうが良いのでは?
・全ての住宅形態が必ずしも屋根断熱だけを適用できるわけではなくて,天井断熱としたほうが良い場合もあるし,そのコンポジットもある.必ずしも限定しなくても良いのではないか.
・基礎パッキンを用いても床下で凍結しない場合もある.→床断熱の床下は外気よりもやや温度が高い(Q値計算にも反映している).
結論は出ず.
- 計算方法の統一(どの方法を採用すべきか)
・計算に用いるソフトは正しいかどうかのベンチマークテストはしてあるべき→SMASHやそのほかの認定ソフトはベンチマークを経て市販されている.
・QPECs(新住協)はSMASHとベンチマークを行っているが誤差は10%以内程度.3000円で市販(会員は1000円)で購入可能なので,これを利用する方法もあるのでは.
・QPECs程度でもやはり入力量が多く煩雑.もっと簡単なものはないのか.
・BIS方式で計算している人が多い.
→ 今後,技術委員会で検討.
- Q値の計算方法
・換気0.5achを前提とするとなかなかQ=1を切ることは難しい.
・住宅全体のボリュームの0.5achを換気するのは不合理で,在室人数を元に設定すべきだ.
・現在のQ値計算方法のルールは計算者によって換気量低減を自由に設定できるものではなく,もしそこを変更するのであれば同じ土俵では比較できない.
・住宅の性能としてみるのであればボリュームに対しての一定換気回数ではなく,一定差圧時の漏気回数にしたほうが良いのでは?
・計算方法がバラバラだと審査するのが大変.
・計算過程が明確に示されていれば,方法は問わない.
・LCCO2を計算するソフトについて
→ 今後,技術委員会で検討.
- ホームページ作成・運営方法
レンタルサーバーを借りて運営.ページつくりは外注したほうが良い.一般向けと技術者向けの線引きを明確にして作成すべき.
会費・徴収方法
とりあえず10,000円/年とし,口座を開設して各参加者あてに請求書を送付・振込みしてもらう(8月中).当面はホームページ運営および事務経費としての資金とし,佐々木・本間・内田等への謝金等はなし.
会議開催ピッチ
全体会議は2ヵ月に1回.各技術委員会は月1回程度で開催する.
専門委員会制を置き,各委員構成を決定.
座長:佐々木
基準策定:小野寺,植田,末光,本間
審査:刈田,佐藤利幸,酒井,奈良,長土居,佐々木,内田,本間
告知・広報:全員
事務局:安藤,内田,長土居