進歩制度とは  

 少年には、それぞれ持って生まれた才能もあれば、成長するにつれて興味を持つようになった趣味やスポーツもあります。一人ひとりが個性豊かな、伸びる可能性をいっぱいに秘めています。少年が好奇心に満ち、落ち着きが無く、次から次へ活発に動きたがるのは当然のことです。
 そんな少年たちに、その成長に応じて個性を伸ばしながら社会人として必要な資質をひとつひとつ身につけさせるようにするには、どうしたらよいのでしょう。これが進歩制度のねらいです。
 進歩制度には、少年が必ず身につけるべき共通のもの(修得課目といいます)と、各人得意な技能や好みや趣味を伸ばすもの(選択課目といいます)があり、いろいろな活動をしながら少年たちはこれらの課目を履修するように動機づけられ、自分で自主的に努力します。少年の努力が実って課目を完修すると、記章が授与され皆から認められるとともに、制服に着用して実行することにより自信がついてきます。
 絶えず向上するための目標を持たせること、それへの努力を励ますこと、努力を認めてもらえること、これが進歩制度です。