Re:松嶋、森本コンサート 協奏曲より

今、話題といえば新型インフルエンザです。当学院も影響を考え今週は休校しましたが、本来行なわれるはずの合宿の準備で2月の演奏会録音が今になってようやく準備できました。
一部は本人たちにまかせておいて、まずは2部の一曲目に演奏したヘンデル作曲オーボエ協奏曲第3番より
GraveそしてAllegroです。一時期のコンクールの課題曲で取り上げられましたおなじみの曲です。トロンボーンでは細かい連ぷが難しいですがそこはユーフォニアムの機動性を活かし、トリルもふんだんに盛り込みました。
まずGraveとは仏語で重々しい(結果遅くなる)を表しますが付点の音符が非常に多く演奏中の音の処理に気を使います。
いつもなら2楽章を取り上げる所をオルガニストのクレモン女史から3/4Allegroの出来が素晴らしいとの事で本番前急遽変更しました。さすがに古典の専門だけあって楽譜にないヘンデルの本来のスタイルを練習中からアドヴァイスを受けたお陰で演奏会での評判も良かったです。

先日の現代曲の方が好きですが、このように西洋音楽の基礎を見つめ直すのも曲をより深く、掘り下げて考えるのにいい教材となります。(後日談で実はいつも2楽章ばかりやっているので気分を変えたかっただけらしくとんだ迷惑をかぶりました)
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5月17日

最近暖かくなり、大阪城のさくらも大分咲いてきました。
先日森ノ宮で行われていた風雅にも出演されていた作曲家の平野氏がユーフォニアム4重奏を創られ、今回初演をGROWで行います。
17mai
第37回現代音楽作品の夕べ
関西現代音楽交流協会主催
曲 平野達也 作曲 <ロゴグラボス〜散文詩家>ユーフォニアム4重奏のための
演奏 euphonium group ‘GROW’
5月17日 15時開演
会場 トントレフ・ヒコ

席が限られていますので
予約は早めにお願いします。
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指向性と伝達性

昨日噂のなにわブラスウインズを聞いて来た。去年は仕事の関係とユーフォニアム奏者がいなかったので
真剣に行く気がしなかったが、今年はまず外園さんが出演していた事と彼のバンドの中の演奏というのを生で
聞いた事がなかったので楽しみにしていました。
演奏の水準と演出もおもしろかったのですが諸感想は他の雑誌、媒体にまかせてユーフォニアムの事で感じた事のみ
綴っておきます。
  1. 指向性について:カスタムと言う楽器は非常に良く響かせる楽器ながら、その響きのほとんどがベルから出ている様です。(以外でしょうが一般的にホルン、ユーフォなどはロータリーやピストンのぎゅっと管が密集したところからも響いています、これはロスとは言わない)そのため彼の音はまっすぐではなくいったんホールの反響板を伝わって明らかに左耳からの情報量が多く尚かつ後ろからも聴こえてくる。
  2. 伝達性について:ここで外園さんの普段ソロを演奏される位置に振り返りたい。この場合、反響板に向いていたベルが一転、客席側を向く。この場合ストレートかつ伸びのある音質が充分発揮される。理に合い非常にロスの無い効率的な楽器である。この特徴は当然奏者自身の耳へのフィードバックにも影響がでると考えられる。バンドの場合に戻ろう、自分を中心にホール一周して返った音を参考に音程、テンポを補足するとバンド全体とずれないか?という点と客席にもそう聴こえる可能性が高いのでは無いかという部分です。最近学生が細かい音符をレッスンに持って来る様になりました、近い場所だとそれなりに聴こえるのですが部屋の端と端だともうあやふやに聴こえます。その原因は頭のイメージと実際聴こえている現実とのギャップを認知で来ていないのです。逆に一見乱暴そうな演奏でもこの認知をしているのなら不自然さなく、しかも遠くまでよりはっきり情報が伝達できます。

昨今楽器に新しい技術、様々なコンセプトのマウスピースが出ています。相性も含めもっと吹き心地以外の実際の鳴りとの関連性を求めて行きたいと考えています

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