07/27/2001〜08/02/2001 |
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| 07/27/2001
(Fri) 天気:晴れ |
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運賃:750円 20:56 日暮里発 運賃:190円 |
前日までほとんど荷造りもしていなかったので、定時になるのと同時に急いで帰って荷造り。自転車も全然整備をしていなかったのでとりあえずタイヤに空気を入れて油を差し、「きっと忘れ物をしている」という不安を抱えながら成田駅へ。案の定、コンタクトのケア用品と眼鏡を忘れていた。 晩御飯を食べていなかったが時間がないので仕方なく駅前のマクドナルドで済ませようとした。ところが、レジの姉ちゃんがバイト初心者だったようでやたら前の客にもたつく。結局電車の発車15分前にようやくハンバーガーを手にし、猛烈な勢いで口の中に押し込んで電車に飛び乗った。飛行機は大阪からなのでまずは大阪を目指して夜行バスに乗るのである。 新宿の長距離バス乗り場は甲州街道の向こう側(高島屋や東急ハンズのあるほう)にこっそりとあってそこでバスを待った。 |
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運賃:8,610円 |
発車時間の5分ぐらい前にバスが到着し、自転車を下の荷物置き場に放り込んでから改札を受けて乗り込んだ。車内は横に3つの座席が並んでいるが、その間の通路の間隔は運転手側の席と真ん中の席との間のほうは狭くなっていて、人が通るのにはちょっと狭い。 夜行バスに乗るのは今回が初めてだったが、フットレストもあるし、座席はかなり倒せるし、寝心地は割と良かった。エンジン音もそれほど気にならなかったし。発車すると途中の休憩場所・時間などのアナウンスが流れ、その後「到着が大幅に遅れることもありますがご了承下さい。」と続いた。実はこれが一番の心配の種だった。飛行機に乗り遅れるわけには決していかないので時間通りに着いてもらわないと困る。聞いた話によると時間前に着くのが普通だということであったので、「飛行機or新幹線+宿泊」ではなく夜行バスを選んだ(安さに負けた?)のだけれども、気象条件に左右されるとか。折しも関東地方には台風6号が接近しようとしていた。 やがて前方のカーテンが閉まり、車内の照明も消えて真っ暗な密室となった。一番前の席に座っていた女二人組がいつまでも喋りながら携帯でメールしているのがうるさかったが、それにも負けずに眠りについた。定刻到着を祈りつつ。 |
| 本日の出費 :運賃(750、190、8,610円)、おかし、飲み物、お酒類 計 10,000円ぐらい |
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| 07/28/2001 (Sat) 天気:曇りのち晴れ | |
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6:14 大阪発 「関空・紀州路快速」 運賃:1,160円 |
夜明けぐらいに目を覚ました。カーテンをめくって外を見るがまだ高速の上。どこだか分からないだけに不安が募る。しかし、そんな不安をあざ笑うかの如く、謀ったように定刻に到着したのであった。恐るべし夜行バス。大阪は曇っていた。 大阪から電車で関西空港を目指した。そのうち電車は海の上に架かる橋を渡りだし、関西空港に到着した。 |
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広い関西空港の中を練り歩き、まずは搭乗券の発券をした。チケットレスサービスを利用したので発券機にクレジットカードを突っ込むだけでチケットを手にすることができた。大変便利。 次に手荷物を渡しに。手荷物、といっても自転車である。話には聞いていたが色々と言われ、早い話が壊しても免責です、到着地では係員から手渡しします、と言うことだった。一筆署名をして自転車を預け、売店でサンドイッチを買って朝御飯にして出発ロビーへ。 しばらくして搭乗開始になったが飛行機はジェット機だけれども小さい。まわりの飛行機と比べるとますます小さい。中も横に6つしか座席が並んでいない。新幹線に毛が生えたぐらいであった。 |
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8:05 関西空港発
運賃:27,100円 |
スカイマンタという愛称を持つ機体は関空から離陸し、雲を突き抜けて石垣島へと向かった。窓の外は雲だったので冊子を読んだりしながら過ごしていたが、そのうち機内アナウンスで「左手に久米島のはての浜がご覧頂けます」とのこと。窓の向こうを覗き込むといつの間にか雲は切れていて、エメラルドブルーの海の中に細長くて白い砂浜が続いているのが見えた。何とも感動的!な景色であった。この後も、宮古島、伊良部島・下地島、多良間島、と次々と南国の島の上を飛んでいった。案内のある度に機体を見やすいように傾けてくれるのでどこの座席からでも見ることができた。小さい機体ならではといったところか。大変ありがたいことであった。 石垣島が近づき、高度を落とし始めた。遊覧飛行はまだ続き、陸地の横幅が200mしかない伊原間、川平湾などを見ながら最後は竹富島の上を大きく旋回。到着前から南国気分を満喫でき、しかも予定時刻よりも早いというオマケ付きで着陸した。 石垣空港は小さい空港なのでタラップを下りると自分で歩いて到着ロビーへと向かう。だから、飛行機の前でみんな記念写真を撮ったりしていた。 自転車は手渡しということもあってすぐに帰ってきた。 |
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10:25 石垣空港着
10:45 離島桟橋着 |
さんさんと照る太陽の下、オレンジ色の自転車に乗って離島行の船の発着する離島桟橋を目指した。桟橋に着いて運航時刻を調べるとすぐにでる船を発見。大急ぎで乗船券を買って船に乗った。船内はほぼ満席だったので、外が見えて風に当たれるところに立って乗ることにした。 |
![]() 運賃:1,800円(往復割引) |
船は平べったく、大きさだけで考えれば大きめの屋形船ぐらいの船。でもこれがまた凄い速さであった。「巡視船に見つかって逃げる密漁船」といった勢い。けたたましくエンジン音を響かせ、水しぶきを高々とあげながら竹富島、ちゅらさんの小浜島の横を通り過ぎ、西表島の横を進んでいった。島を見るとほとんど木(と山)しか見えない。道路はアップダウンがキツイんだろうか?などと自転車乗りっぽい心配をしているうちに西表島の北側にある鳩間島に到着した。ここでほとんどの乗客が降りるのでもしかして下りなくてはいけないのかと思ったが、鳩間島行きの船は便数が少ないので沢山乗っていただけらしい。 すっかりガラガラになった船はまた勢いよく進んでいき、西表島の船浦港に到着した。船から下りるとエンジン音のせいで耳がキンキンしていた。それから、余談ではあるが船内では携帯はずっと圏内だった。当然島の中でも携帯は使えた。ツーカーとJ-PHONEは駄目らしいけど。 |
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港から今日泊まる予定の民宿に電話。本当は石垣島から電話してくれと言われていたのだけれども、慌てて船に乗ったのですっかり忘れていた。港にいたお爺さんと話をしているとすぐに車で迎えに来てくれた。そして宿へと向かう車内で台風8号が近づいていることを知らされるのであった。今日明日は大丈夫だが明後日はまずいとのこと。台風6号から逃げてきたつもりだったのに意外な展開であった。 |
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部屋に荷物を置いて早速自転車で外へと出た。この日は島の東側を巡ってみることにした。島には南東の端の南風田(はいみだ)から西側の白浜までほぼ海沿いに道(全長55km)がある。これ以外にはほとんど道はないので、島の内部の大部分や南側はまさに人類未到の地である。交通量はあまり多くなく、走っている車もレンタカーと石垣島からの日帰りツアー客を乗せたバスばかりであった。また、イリオモテヤマネコの飛び出しに注意!の看板がやたらと立っていた。「スピード出し過ぎワシャおカンムリ(天然記念物のカンムリワシにかけている)」なんていうのもあったが。 さっきの船浦港を通り過ぎると両側が海、正確に言うと干潟の上、に作られた海中道路を渡った。水際にはマングローブが生い茂り、まさにジャングル。海も見たこともないような青さで作り物ではないかと疑いたくもなるぐらい。道路の内陸側の奥に白くて細いピナイサーラの滝(白い髭という意味)を眺めながら東へと進んでいった。 しばらく走ると海側に大見謝ロードパークなるものがあった。ここは海沿いに生えるマングローブ林の中にデッキが作ってあって、お気軽にマングローブ林が見られるようになっている。階段を下っていくと小さなマングローブ林の中で、タコの足のような根っこを観察することができた。そしてその根の周りにはカニがいたり、トントンミー(ミナミトビハゼ)が岩の上にいたりと野生の生き物の観察もできたりした。 |
![]() 入場料(タオル付):1,200円 |
自転車でさらに東を目指したが船浦以降、ひたすら緩い上り下りで民家はもちろんのこと自動販売機なども一切無かった。500mlのペットボトルを持っていてつくづく良かった。島の北東の端まで来ると日本最南端の温泉、西表温泉があった。 温泉というと静かで落ち着いたどこか寂しげな雰囲気を想像してしまうが、温泉まで通じる道からしてハイビスカスである。やはり何かが違う。温泉は硫黄の臭いがしてまさに温泉といった感じ。内湯とサウナ、小さな露天風呂があった。しかし、やっぱり暑いので熱い風呂には長々と入っていられないのであった。そしてこの温泉の変わっているところは水着を付けることにより、プールや広々とした露天風呂に入れることである。こうなってくるとさっきの風呂と脱衣場なんてプールの更衣室とシャワーみたいなもんである。外の露天風呂でのんびりした後、自転車でさらに先へと進んでいった。 |
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しばらく進んでいくと牛が沢山放牧されているところがあった。黒い牛達が草をはんでいるところの横を通り抜けて、南へと進んでいくと左手に小さな島が見えてきた。由布島である。 |
![]() 入場料:1,300円 |
由布島は周囲2,150mの小さな島で、昔は人が住んでいたそうだが今は観光亜熱帯植物園となっている。そして最大の目玉がこの島に渡るのに水牛車に乗ることである。ちなみに歩いて渡ることも可能で(大潮の満潮の時で水深90cmとか)そうすると入場料が500円となる。ともあれ、水牛車に乗ることにした。ただ、どうもツアー客中心になっているみたいで自分みたいのはちょっとどうして良いか分からなかった。しかし、すぐに別のお客さんも来たので水牛車に乗ることができた。 水牛車は由布島までの浅瀬をしっぽをフリフリしながら勝手気ままにゆっくりと進んでいった。牛歩という言葉があるだけにやっぱり遅い。しかもルートは牛任せらしい。一応竹ひごのような鞭をたまに入れてはいるのだけれども。 そのうち、御者?の爺さんが三線を取り出した。そして水牛車の天井に張ってある歌詞の一つを指し、三線を弾きながら歌い始めた。乗っている人みんなでサビ?だけは一緒に歌った。三線の音と歌声、水牛の足音、水を切る車輪の音がしずかに、ゆっくりと響き渡った。 |
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八重山そば:500円 |
由布島の水牛乗り場で入場料を支払い、帰りの水牛車に乗るためのハイビスカスの造花のバッジとマンゴージュースを頂いた。このバッジ、宿の部屋にも沢山あった。みんな来るんですな、ここ。マンゴージュースは本当に絞りましたという感じで(実際そうなんだけれど)どろっとしていて濃厚な味がした。 由布島の中は亜熱帯植物園となっていて、数々の植物が生えていた。そして、バリケンというアジア系の鶏みたいな鳥やガチョウ、クジャクなどがうろちょろしていたり、ヤシガニが檻の中にいたりとミニ動物園にもなっていた。西表の自然とはちょっと違うのだろうがちょっとシュールな南国の雰囲気がした。島の中の食堂でまだ食べていなかった昼食に八重山そばを食べた。こっち(沖縄)のそばはそば粉ではなく、ラーメンのような、うどんのような不思議な丸い麺である。何とも興味深い。あと、八重山ではヒバーチという胡椒のような、唐辛子のような不思議な香辛料がある。こういったそば屋などには当たり前のように置いてあった。あと、泡盛に唐辛子を漬けたものもよくテーブルの上に置いてあった。 |
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帰りの水牛車は行き以上にゆっくりしていた。名前をマドンナといい(ちなみに行きは五郎だと思った)、20歳。人間で言うと還暦といったところらしい。途中別の水牛車にあっさり追い抜かれたりもしたが、無事に西表島に戻ってきた。 島の入口を出発すると自転車(いわゆるママチャリ)に乗っている人を見つけた。さわやか荘と書かれた自転車に乗り「これから宿までこれで帰らないと行けないんですよ。」と言う彼の顔はちょっとさわやかさを失っていた。後で知ったことだが、さわやか荘は自分の泊まっている宿よりもずっと先にある宿だった。そりゃ大変だって。 |
![]() |
由布島入口からさらに南へと進み、古見のサキシマスオウノキの群落へとやってきた。サキシマスオウノキはとても変わった根を持つ木で根が板のようになる板根というのを形成していた。これまた不思議な植物であった。 さらに南に進んで大原と言うところまで行きたかったのだが、終バスの時間が近づいていたので、今日のところはここまでとすることにした。 |
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17:03 古見発 運賃:540円 |
古見のバス停のそばには珍しく自動販売機があり、何か飲もうと思ったらオリオンビールがあったので迷わずそれを選んだ。暑さと自転車による疲労とビールの冷たさであっという間に空けた。実に美味かった。 しばらくしてバスがやってきた。バスに乗るとアロハを着た運転手さんに「どこまで?」と聞かれた。自転車を持っているから物珍しく見えたのかな?と思ったが、このバス運賃表がない。車内放送もなくてラジオか何かが流れている。そして船浦に着くと降車ボタンを押したりしたわけでもないのにちゃんと停まった。 |
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夕食は19:00からと聞いていたのでちょっとその辺をゆっくりふらふらしてから、宿に戻った。 |
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宿に戻ってから「風呂(と聞いていた)」に入ったが、シャワーしかなかった。こっちの人はシャワーを浴びるだけだということは、聞いたことがあったがまさにその通りだった。 その後夕食。食卓には煮魚、刺身、汁物まで魚づくしだった。煮魚になっていた魚は鯛の仲間の魚だと言うがとてもそうは思えなかった。とてもおいしかったけどね。あと、マンゴーとパッションフルーツがデザートに付いてきてこれが美味しかった。果樹園をここは持っているのでそこで採れたものらしい。パッションフルーツは去年の屋久島以来好物と化していたので余計であった。 この日は自分の他に若い夫婦と親子連れが泊まっていた。食堂にあるテレビを見ていたが、みんなの興味はやはり台風である。台風はゆっくりと八重山の方へと向かってきていた。 親子連れの3人は関西から来たそうで、今日は宿の船で海に行って潜ったりしていたそうだ。その時に捕った貝をご馳走になりながら、一緒にTVのニュースを見ていたが、ニュースも終わったところで、マンゴーシャーベット(自家製)とオリオンの発泡酒(アロマトーン)を買って部屋に戻った。 部屋に戻ってスケッチなどをしていた(南の島に渡って絵を描くなんてまさにゴーギャン!気分)が、1時間か2時間ぐらいしてから、宿のおばさんが「・・・・を食べませんか〜?」と言っていたので食堂へと出ていった。そこにはなにやら60〜70cmはあろうかという大きな果物があり、包丁を入れていた。中は繊維質の果肉の中にぷよぷよとしたものに包まれた種が入っており、その「ぷよぷよ」を食べるらしい。そしてなんといってもその臭い!既に広い食堂全体に充満していた。時折中から蟻まで出てくるその「ぷよぷよ」は水分はあまりなく、そして味わう以前にその臭いが口の中に広がるのであった。 この後、親子連れのお父さんに「外を散歩しませんか?」と誘われた。この日は晴れていたから星が綺麗に見えるに違いない。「行きましょう!」ということになり、部屋に懐中電灯を取りに戻った。そして、再び食堂に戻ると今度は宿のおじさんに「泡盛飲みませんか?」と誘われた。二人で顔を合わせてどうしましょう?となったが、一杯だけ飲んでいきましょう、と言う話になった。でもやっぱり一杯ではすまなくて散歩はまた今度ということになる。 おじさんは「カエルのタマゴ持ってこい!」と言う。ちょっと焦ったが出てきたのは籠にどっさりと入ったパッションフルーツだった。このパッションフルーツの果実に泡盛と水を入れて飲むのである。これがまた美味い。この時の泡盛自体がそんなに癖のないものだったこともあるかとは思うが、飲みやすく、でも泡盛の味もしっかりする。そうそう、パッションフルーツは黄色いものだと思っていたが、赤いものもあるらしい。赤いのは黄色と違って甘いのだそうだ。泡盛を空けるとすぐに気を利かせておかわりを作ってくれた。そしてまた飲む。また作ってもらう。またまた飲む。またまた作ってもらう。テレビで「酔拳2」を見ながら宴は進んでいたのであった。この日の朝はまだ大阪だったのである。実に濃い一日であった。 |
| 本日の出費 :JR運賃(1,160円)、航空券(27,100円)、乗船券(1,800円)、温泉(1,200円)、 由布島(1,300円)、バス(540円)、宿泊代(4,500円)、朝食、昼食、 お酒類、ジュースなど 計 40,000円ぐらい |
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| 07/29/2001 (Sun) 天気:曇りときどき晴れ一時雨 | |
| 7:00 起床 |
朝起きてご飯を食べましたが、話の中心は台風であった。台風は着実に八重山へと近づこうとしていた。自分を含めみんな明日まで宿泊する予定であったが、他の二組のお客さんはこの日のうちに西表島を出る決断を下したようだった。西表島は船でしかアクセスできないので台風が来て海がしけると身動きがとれなくなってしまうのである。親子連れの方は朝御飯を食べ終わると港へと向かっていった。 自分の場合、2日後の昼に石垣島を出るフェリーに乗れればよいので2日後の朝までに船が動けば良いということになる。しかし、そのフェリーは那覇から来るのだが台風が来たらそもそも石垣まで来られないということになって欠航となるかもしれない。こうなると、3日後の夜までに那覇まで移動できればよいということになるし、なかなか難しい。フェリー会社に電話してもなぜか留守番電話で通じない。とりあえず、石垣島までの船は今日一杯は動かす予定だそうなのだが。台風も動きか遅いのでなかなか予測がつかない。悩んだ結果、この日の夕方に島を離れることにした。台風の中ここにいても迷惑をかけるかもしれないし。 宿の人にそのように告げてとりあえず今日一日色々と見て回ることにした。 |
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9:20 民宿マリウド発
9:35 星砂の浜着
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この日は昨日と逆、西側へと進んでいくことにした。まずは星砂の浜に行った。ここはその名の通り、砂浜が星の砂で出来ているのである。もっとも100%星の砂ではなく星の砂が混じっているという感じなのだが。ちなみにちょっと丸い星の砂もありそれは太陽の砂という。沖縄の海はだいたいどこへ行っても同じなのだが、白〜黄色い砂(石から出来た砂ではなくて珊瑚のかけらなどで出来ているから?)で浜は出来ていて、海は珊瑚礁の中にあるので遠浅なところが多くて波は穏やかであった。 星砂の浜はちょっとした入り江に形成されたビーチでこじんまりとしていて雰囲気が良かった。海にじゃぶじゃぶと入っていって水中を見ると青いのやら黒いのやら熱帯系の魚が泳いでいるのが簡単に見えた。いちいち潜ったりしなくても見えるんだから実に感動的である。カメラのハウジング(水中撮影用のケース)を買っておけば良かった(でも20,000円ぐらいする)とちょっと後悔。 |
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9:55 星砂の浜発
10:05 月ヶ浜着
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次にやってきたのは星砂の浜の裏側にある月ヶ浜。ここは美しい弧を描く、きめの細かい砂で出来た砂浜。しずかに波が打ち寄せていた。しかも天気のせいか、他に人がいない(そのうち何人か来たけど)。こんなに広い浜がプライベートビーチ!何とも贅沢である。 波打ち際を歩いているとヤドカリが忙しそうに歩き、貝殻や珊瑚のかけら、メヒルギやオヒルギ(マングローブの木)の胎生芽などがうち寄せられていた。遠い南の島、といった感じだった。 |
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10:45 月ヶ浜発
10:55 浦内橋着 |
月ヶ浜を離れてちょっと南下して浦内橋にやってきた。ここから浦内川を上流へと登っていく遊覧船に乗れるのである。本当はカヌーで好き勝手上流を目指したかったところだが、時間もなくなってしまったし、遊覧船でのお気軽遊覧をすることにした。 乗り場に行くと同じ歳ぐらいの人(この人、この後も石垣島〜那覇のフェリーや那覇〜羽田の飛行機でたびたび顔を合わせることになる)が出航を待っていた。なんでも4人集まればすぐに船を出してくれるということなのだが、集まらないと12:00までは出航できないという。しばらく待っていたが他のお客さんがなかなか来ない。結局彼がしびれを切らして(自分と同じで今日中に西表島を離れるつもりとのこと)、諦めると言いだしたので、また12:00に来るか、と思って二人でその場を後にした。彼は原付だったのでヘルメットを被ったりしているうちに自分の方が先に出発したのだが、するとちょうど一組の男女がやってきた。遊覧船に乗りに来たのかと尋ねるとそうではないとのこと。しかしここで引き下がるわけにも行かないので、事情を説明し、遊覧船について説明をすると一緒に乗っていただけることになった。エンジンをかけて今にも出発しそうだった彼を制止し、遊覧船に乗れることとなった。さらにそんなこんなしているうちに、ダイビングに来たけど台風で潜れない!というこれまた同じ歳ぐらいの女の子も来て、5人で船に乗って上流を目指すことになった。 |
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11:30 浦内橋発
11:55 軍艦岩着 |
浦内川を遊覧船は上流に向かって進んでいった。最初のうちは川の両岸にはマングローブ林が広がっていたが、上流に進むに連れてそれは少なくなっていった。川は徐々に細くなりながら曲がりくねり、魚が跳ね、見慣れない鳥が飛び交い、サキシマスオウノキやヒカゲヘゴ(シダの化け物のような太古の植物)が生え、まさに本物のジャングルクルーズである。30分ほどで軍艦岩という船着き場に到着した。ここから上流の滝までは徒歩である。 |
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12:00 軍艦岩発
12:20 マリュドゥの滝展望台着
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割と整備された川沿いの山道を歩いていった。この道は島の東部の大原や古見まで続いているが踏破には8時間以上を要するとのこと。さて、ぼーっと歩いていると普通のどこにでもある山道なのだが、ちょっと冷静に辺りを見回すとシダ系の植物や椰子のような木や根がおかしなことになっている木だったりして、恐竜映画のセットのようでもあった。 しばらくしてマリュドゥの滝(丸くよどんだところという意味)の展望台に到着した。展望台からは2段に分かれて落ちる滝を見下ろすことが出来た。そして滝のすぐ横までさらに歩いていった。 |
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12:25 マリュドゥの滝展望台発
12:35 マリュドゥの滝着
12:50 カンビレーの滝着
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マリュドゥの滝もこの後のカンビレーの滝(神々が集い座すところという意味)も川岸は大きな岩で形成されていて、岩の所々に丸い大きな穴が空いていた。穴の中の水たまりにはオタマジャクシなどが泳いでいた。そして滝のすぐそばまで歩み寄れるので迫力満点であった。 マリュドゥの滝からさらに上流へ少し進むとカンビレーの滝があった。ここは滝というよりは川の流れが急なところといった感じであった。水は冷たいかと思ったら意外とぬるかった。やはり暑いから? |
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13:10 カンビレーの滝発
13:40 軍艦岩の手前着
13:59 軍艦岩着
14:15 浦内橋着 |
カンビレーの滝から来た道を時々木とかを眺めたりしながら戻っていき、軍艦岩の手前で川にみんなで足を突っ込んで過ごした。川にはとんでもなく大きい鱒かなにか(ただそれにしては形がちょっと変)が沢山泳いでいた。ダイビングの女の子がこの時にネコの鳴き声が聞こえたと言っていた。イリオモテヤマネコ? でも自分には聞こえなかった。 その後、出航の時間が迫っていたので軍艦岩まで戻り(途中で緑色の変わったトカゲに遭遇した)、船に乗って浦内橋まで戻った。 |
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14:30 浦内橋発
14:40 子午線ふれあい館
14:45 祖納の海岸
15:00 白浜着 |
台風のせいか、風がかなり強くなってきていた。そんな中を自転車で進んでいった。しばらく進むと右手にヤエヤマヤシの群落が遠くに見え、さらに進むとおかしなモニュメントが建っていた。どうも経度が123゜45´6.789秒であるということで建てられたモニュメントのようだった。 さらに島に2つしかない郵便局(ちなみに西表島に銀行はない)の横を通り過ぎ、島に1つしかないトンネルをくぐると「道路の」終点の白浜に到着した。実は白浜からは船が出ており、これに乗ると舟浮という集落に行くことが出来る。ここは道が通じていないので船でしか行けないのである。 白浜の海を見ると風が強いからとはいえ、けっこう白波が立っていた。船が止まってしまうと困るので石垣島までの船会社に電話して確認。まだちゃんと運航する予定とのことだった。 |
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15:10 白浜発
15:25 祖納
15:50 浦内川展望台
16:00 浦内橋バス停着 |
白浜から自転車で来た道を戻る途中、祖納の集落の中を散策してみた。ここには石を積んだ石垣に茅か何かをふき、窓もないような本当に昔ながらの家並みが残っていた。 祖納のお店でオリオンビール(ちゅらさんのデザイン)を買ってやっぱりすぐに空け、時折クイナ(沖縄にいる飛べない鳥)が横切る道を走っていった。 浦内川の展望台で広大なマングローブ林を見た後、橋を渡ってバス停まで行ってバスを待った。 |
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16:05 浦内橋発
運賃:200円 16:21 ヒナイ館前着
16:25 民宿マリウド着 |
バスは他にお客さんがいなくて貸し切り状態だった。運転手さんは陽気な人で、星砂の浜に歩いていくねーちゃんが肌の色に近い水着を着けているのを見て「いやー、期待しちゃったよー。」とか言っていた。そんな運転手さんに今日の船は揺れるぞ、と脅されながら最寄りのバス停に着き、宿へと戻った。 宿では台風に備えて片づけをしたり、窓の外にネットを張ったりしていた。 |
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16:45 民宿マリウド発
16:50 船浦港着
運賃:1,800円(往復割引) 17:50 離島桟橋着 |
宿の人に港まで送ってもらい、船に乗り込んだ。船に乗る頃にはかなり強い雨が降っていた。船は後ろに乗った方がよい(この船は乗船口の後方にベンチのような席、前方は少し低い位置に布張りの座席がある)とアドバイスをもらったのでそうした。宿の人に手を振りながら島を離れ、台風の荒波の中へと船は出ていった。そして後ろに乗った方が良い訳がすぐに分かった。この船、重心の都合なのか、波に乗ると先頭の方がより大きく揺れるのである。下手な絶叫マシン以上の揺れを時折見せながら、水しぶきを行き以上に高々とあげて、石垣島へと船は戻っていった。 離島桟橋に着くと雨はあがり、風もいくらかはおさまっていた。 |
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17:55 離島桟橋発
18:05 民宿パークサイドトモ着 |
石垣島に着いたところで明日泊まるつもりの宿に電話。とにかく今日の宿を探さなくてはならないのである。電話してみると今日も大丈夫だということなのでお願いすることにし、宿へと向かった。 |
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18:15 民宿パークサイドトモ発
20:00 民宿パークサイドトモ着 23:30頃 消灯 |
この宿は素泊まりなので夕食を食べに外に出た。郷土料理屋に入ってオリオンビールのジョッキを片手にゴーヤチャンプルーを食べた。ゴーヤチャンプルーはゴーヤ(ニガウリ)、豚肉、豆腐、卵などを炒めた料理。ゴーヤの苦さが何ともたまらない。 この後、石垣の市街地の細い路地をうろちょろした。石垣島の港周辺はかなり都市化が進んでいるが、ちょっと裏に入ると赤い瓦葺きの家があったりした。琉球王朝時代の士族の屋敷という宮良殿内(みやらどんち)を外から眺めたり(といっても外壁の内側にはビーフンという中を見えないようにする壁が立っているのであまり良くは見えないのだけれども)してから、コンビニによって(石垣島にはHOT SPARがある)宿に戻った。 コンビニで買ったオリオンビール(ピルス)を飲みながら扇風機にあたってくつろいで、23:30頃には就寝した。ちょっと暑くて寝苦しかったけど。 |
| 本日の出費 :浦内川遊覧船(1,500円)、バス代(200円)、乗船券(1,800円)、宿泊代(2,500円)、 昼食、夕食、酒代 計 8,000円ぐらい |
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| 07/30/2001 (Mon) 天気:くもりときどき晴れ | |
| 7:00 起床 | 目が覚めて外を見ると、風こそ強いものの、空は晴れているような、曇っているようなそんな天気だった。天気予報を見ると、台風は台湾の方にそれたようだった。テレビでちゅらさん(まともに見たのは初めて)を見たりして9:00前に出発した。 |
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8:50 民宿パークサイドトモ発
9:10 郵便局
9:45 名蔵付近の海着
10:10 名蔵湾の干潟着 |
郵便を出したかったので郵便局に寄ってから、時計回りに石垣島一周に挑戦することにした。 石垣の市街地の外れから海を見ると、竹富島が綺麗に見えた。また船の往来する姿も見え、結果的には台風による影響はほとんどなかった(風は強いけど)ようだった。 はじめは少し内陸よりを走っていたがそのうち海沿いの道に出た。途中で何カ所か海辺に出られるところがあったのでちょっと出てみたりしながら進んでいった。 さらにしばらく進むと今度は海が干潟になっているところがあった。ここの干潟にはトントンミーやシオマネキ(片方のはさみが大きいカニ)、ヤドカリなどが沢山いた。潮干狩りのようなことをやっている人もいたので、貝も捕れたのかもしれない。 |
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10:20 名蔵湾の干潟発
10:50 川平湾着
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しばらく登りが続いた後、途中休憩を入れつつ(ところで沖縄には色々なオリジナルの飲み物がある。さんぴん茶(ジャスミンティー、とってもメジャー)、うっちん茶(ウコン茶)、ゴーヤ茶、シークワーサー(柑橘系の果物)、グァバジュース等々。ゲンキクールなんていう乳酸菌系飲料もある。)、石垣島の北西部にある飛行機からも見た川平湾に到着した。 川平湾は湾の中に小さな島々が浮かぶ景勝地。泳ぐことは出来ないけれども、グラスボートで海の中を覗くことは出来るらしい。ただ、この日は海が荒れていたので濁っているだろうと思い、乗らなかったけど。ちなみにここのすぐそばにマンタが沢山いるダイビングポイントがあるそうだ。 |
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川平湾から一山越えて西側に出ると底地(すくじ)ビーチ。ここはシャワーや更衣室(公共のもの)もあり、ハブクラゲ(刺されるとマズイらしい)よけのネットも張ってあった。海や砂の色等が違うのはもちろんなのだが、海の家のようなものが無いのもまた良い。折角なので、荷物や上着をその辺に置いてじゃぶじゃぶと海へと入っていった。 ここのビーチはとにかく遠浅で膝よりちょっと上ぐらいの深さでネットの端まで来てしまった。それでもビーチの人が遙か遠くに見えるぐらいの距離である。そして、足下にはヒトデがうごめいていたりするのは当たり前。カニだっているし、魚も沢山群をなしている。全く持って夢のようなビーチであった。 魚を追い回すのにも満足したところで出発することにした。 |
![]() |
島の北側を東に進んでいった。途中、オリオンの発泡酒(辛口生)による水分(燃料)補給を行ったり、ゴーヤやドラゴンフルーツ(サボテンみたいな植物になる果物)を眺めたりしつつ、ゆっくりと進んでいった。 やがて、米原のキャンプ場に到着した。ここのキャンプ場の前のビーチは珊瑚のかけらで出来た浜で、海の色も綺麗で、沢山の人が泳いでいた。ここのビーチも波打ち際まで魚の群がやってきていた。 |
![]() |
キャンプ場を出て少し東に進んだ山側にヤエヤマヤシの群落が山の斜面沿いにあった。 ヤエヤマヤシは八重山にしか自生しない一種一属の木だそうである。斜面沿いの道を歩いていくと天高く伸びるヤシの群落の下に辿り着いた。ヤシの木をまじまじと眺めたことはないのでどの辺がヤエヤマヤシの特徴なのかはよく分からなかったが、自分としてはヤシというのは海沿いに生える植物というイメージを勝手に持っていて、山の斜面に群生する姿はそれだけでもなぜか不思議だった。 |
![]() 入場料:700円 |
ヤエヤマヤシの群落を離れ、さらに時計回りにゆっくりと休憩しながら進んでいった。しばらく海沿いを辿っていた道もそのうち少し内陸よりを進むようになった。途中西表島ほどではないが、マングローブ林があってそれを見たりしながら進んでいった。 途中進行方向右手に烏帽子のような形をした野底マーペーという山が見えた。登ればきっと眺めがよいのだろうとは思ったが、ちょっとお疲れ気味だったし、時間的な制約もあるので諦めた。 やがて道が南向きになると島の随分とくびれたところが見えた。これまた飛行機から見た伊原間(いばるま)であった。 ここからこのくびれたところを経て北へと進むと木の生えていない山の麓に伊原間の鍾乳洞があった。 ここの鍾乳洞はちょっと変わっていて、鍾乳洞を抜けると海へと通じていた。鍾乳洞自体は規模はそれほど大きくないものの、最初から最後までちゃんと鍾乳石で出来ており、部分的に鍾乳石があって、ほら鍾乳石ですよ、といった感じではないのが良かった。 海に通じているところは2つあって片方はプライベートビーチ、もう片方はサビチ浜と書かれていた。プライベートビーチの方はいきなり道が終わって海になっていた。もしかしたら干潮の時に来ると砂浜があるのかもしれないけど。サビチ浜もこじんまりとした浜でこれこそプライベートビーチといった感じがした。 |
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15:35 伊原間鍾乳洞・サビチ洞発
15:55 玉取崎展望台着 |
サビチ洞からしばらく来た道を戻ってさらに南へと今度は島の東側を進んでいった。しばらく進むと少し小高いところに展望台があった。花に囲まれた展望台に登ってみると、さっきの伊原間の「くびれ」やその先の平久保崎、周りの海の様子などが一望できた。 |
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16:05 玉取崎展望台発
16:15 大野付近着
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ここから先は石垣市街のターミナルに戻る路線バスの時間とにらめっこをしながら南下していった。 しばらく走っていると道端にカメがいるのが見えた。ちょっと通り過ぎてから止まってみたときには手も顔も引っ込めてしまっていたが、そのせいでそれがセマルハコガメであることがすぐに分かった。セマルハコガメはちょっと変わった作り?をしていて、手と足を引っ込めた後にちょうつがいのようになった腹で完全に蓋をしてしまう。なんとしても顔を出す瞬間を見たくてその場で息を殺してじっと待った。蠅が甲羅の上にとまろうとも微動だにしなかったが、5分ちょっと待つと蓋がゆっくりと開き、まずは顔を出し、そのあとのそっと足も出した。ちょっとムツゴロウさん状態だった。 |
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16:25 大野付近発
16:50 大里バス停着 |
さらにしばらく走って大里というところでその先が上り坂になっているのを見て、自転車で走るのを終了した。今日一日頑張った褒美に「燃料」を補給しようと思って周りを見渡したが店がない。しかし、既に経験的に集落ごとに一軒は食料や雑貨を扱う店があることを知っていたので、しばらく国道から離れた細い道を歩くとやっぱり店があった。発泡酒を買って例によってすぐに空け、バスを待った。 |
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17:20 大里発
運賃:560円 18:00 ターミナル着 |
石垣島のバスも運賃表や整理券はなく、ラジオがかかっていた。そして通勤電車のような長椅子になっていた。島の残り1/4周をバスでまわって離島桟橋近くのターミナルへ戻ってきた。 |
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18:01 ターミナル発
20:00 民宿パークサイドトモ着 23:30頃 消灯 |
市街地に戻ってきてからは、おみやげを買いに石垣市特産品販売センターに行った。ここでは石垣島で作られたもののみを扱っているとのことだった。さて、ここには多くの泡盛が売られているのだが、なんと試飲が出来る。プラスチック製のコップがおいてあって、試飲用の瓶から自分でついで試飲するようになっていた。泡盛を買って帰るつもりだったので当然試飲しまくった。がしかし、ストレートで泡盛を飲んでいるのである。しかも、古酒の中にはアルコール度数が40度をゆうに越すものもあった。試飲しまくっているうちに(しかも何本かに絞って決勝戦、とかやっていたのがまずかった)かなり酔った。買ったおみやげはゆうパックで送った。これだとかなりの量があったものの1500円ぐらいで送ることが出来た。 その後、この日はオリオン瓶ビールを片手にフーチャンプルーと豆腐よう(豆腐の塩辛、というかそのように思えるもの)を食べて宿に戻り、洗濯をしたりしてから寝た。 |
| 本日の出費:朝食、夕食、鍾乳洞(700円)、バス運賃(560円)、宿泊代(2,500円)、 ジュース、お酒、おかし、みやげなど 計 9,000円ぐらい |
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| 07/31/2001 (Tue) 天気:晴れ | |
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9:00 民宿パークサイドトモ発
9:10 琉球海運着
10:40 石垣港ターミナル着 |
洗濯物を片づけ、荷物をまとめて宿を後にし、まずは琉球海運の事務所に向かった。そこで乗船手続きを行ったが、旅客相手の場所ではなくて思いっきり業務用といった雰囲気で、違和感があった。 乗船開始は11:00からということであったので、しばらくの間石垣市街をふらふらした。 ターミナルに行くと、西表島で一緒に滝を見に行った彼に出会った。昨日曇っていたのでサンオイルを塗ったという彼は真っ赤であった。 |
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運賃:5,860円(2等和室) |
乗船は11:00から開始されたが、出航は台風の影響で入港が遅れたらしく、1時間遅れた。昼食用に買ったにが〜いゴーヤ丼?を食べ、デッキに出た。 昨日までのいまいちすっきりしない天気はどこへやら、再び青い空、強い日差し、エメラルドブルーの海が戻ってきていた。船は汽笛を鳴らしながらゆっくりと港を離れていった。遠くに竹富島、小浜島、そして西表島を望みながら石垣島の北側をまわり、八重山諸島から離れていった。しばらくはオリオンビールを片手にそれらを眺めていたが、石垣島から離れたところで部屋に戻り、昼寝をした。 次に目が覚めたときには船は多良間島の横を通り抜け、下地島・伊良部島の横までやってきていた。2つの島の横をゆっくりと通り過ぎ、宮古島平良港に入港した。 |
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宮古島では一時下船が出来るため、自転車を持って外に出た。そもそもは船で夕食が出ないため、夕食を食べるための下船なのだが、折角なので無理矢理にでもどこか行ってみることにした。ガイドブックとにらめっこをした結果、沖縄でも指折りの綺麗な浜らしい与那覇前浜に行くことにした。 時間制限があるので、45分でたどり着けなかったら諦めるという縛りを自らに課し、港を出発した。宮古島も石垣島と同じくらい栄えて、交通量も多かった。港を出発してから45分が経とうとした頃、与那覇前浜に到着した。 与那覇前浜は例によって白い砂、青い海を持つ大変綺麗なビーチだった。浜の向こうには来間島と来間大橋が見えた。ここの砂浜の砂はとても細かく、八重山の砂とはちょっと違った。夕暮れのビーチはとても綺麗だった。 |
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与那覇前浜を離れ、宮古の市街に戻った。夕食を食べるところを探していたのだが、なかなか良さそうな店が見つからず、そのうちA&W(エンダー)というファーストフード店が目にとまり、「ルートビアおかわり自由」という何とも謎めいたメッセージに惹かれ、ここで夕食をとることとした。 さて、ルートビアであるがなんだか本当に分からない(アルコール?)だったので、「ルートビアってなんですか?」と聞いてみた。すると、ちょっと困ったような顔をしていた店員の姉ちゃんが小さなコップにルートビアを注いできてくれた。早速これを飲んでみて一言、「オレンジジュース」。ルートビアのルートは根っこのこと。ビアはノンアルコールビールのこと。味についてはご想像にお任せします。ちなみに、沖縄にはJefというファーストフードチェーンもあって、そこではゴーヤバーガーなどがあるとのこと。 夕食の後、人頭税石(身長がこの石の高さを超えると徴税されたというとんでもない石)を見たりしてから船に戻った。 |
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船に戻ってからシャワーを浴び、再びオリオンビールを片手にデッキに出た。日が暮れて徐々に暗くなる中、陸側を眺めていた。宮古島から乗船する人が車で送ってもらって港までやってきてはお別れをして、船に乗り込んでいった。夜の帳がすっかりとおりた頃、船は宮古島から離れていった。 船が出航した後もしばらくデッキに居座り、空に散りばめられた星を眺め、流れ星をたまに見たりしていた。それに満足したところで船室に戻り、眠りについた。 |
| 本日の出費:フェリー(5,860円)、朝食、昼食、夕食、飲み物、お酒類 計 8,000円ぐらい |
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| 08/01/2001 (Wed) 天気:晴れときどき曇り一時雨 | |
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手荷物預かり:350円 |
朝日も眩しい7:00前に安謝港(あしゃこう)に入港した。下船後、まずは那覇空港を目指した。手荷物預かりに必要のない荷物を預けるためである。 那覇は石垣とは比べものにならない程栄えており、完全に「都会」だった。また、モノレールを市街地と空港の間に建設しているようだった。海沿いに市街地を外れて進んでいくと那覇空港に到着した。那覇空港の手荷物預かりに荷物を預け、再び市街に戻った。 朝御飯に沖縄そばでも食べようと思ったが、開いている店が見つからなかったので結局マクドナルド(八重山にはなかった)で朝食をとった。 |
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朝食後、国際通りの裏にある市場(マチグワー)に行った。まだ時間が少し早かったせいか、開いている店が少なかった。がしかし、魚屋を覗くとブダイのようななかなか関東の魚屋ではお目にかかれない魚が並べられていたりするなど、なかなかおもしろかった。 |
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次に市場の通りの少し奥にある壺屋というところに行った。ここは壺屋焼という陶芸を扱う店や窯元などが集まっているところ。そういうところなので、古い家が残っていたりした。 この後、首里城に行こうとしたのだが道がよく分からなくなり、あっちに行ったりこっちに行ったりしていた。それでもどうにか首里城へと続く石畳の坂道(とても急)に辿り着いた。これを自転車を押しながら登っていった。 |
![]() 入館料:800円 |
首里城にようやく辿り着き、しばらくうろついていると二千円札で有名な守礼門を発見。これを思いっきり自転車で駆け抜けた。ところが、通り抜けてしばらく行ったところで守衛の人に見つかり、「ここでは自転車は押していって下さい。」と言われてしまった。自転車を押して再び守礼門をくぐり、自転車を止めて、首里城の見学に向かった。 首里城は再建されたものなのだが、日本の城とも異なるし、中国の建物とも似ているけどどこか違うような、独特の作りをしていた。建物の中は博物館のようになっており、琉球王朝や文化などについて勉強することが出来た。 |
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入場料:200円 |
首里城を見た後はまたしても守礼門をくぐり、少し下ったところにある玉陵(たまうどぅん)に行った。ここは王家の墓陵。石造りの建物のような作りをしていた。 |
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玉陵から海の方へと下り、500年前の石積みが残る祟元寺石門の横を通り過ぎ、海に割と近いところを通る国道58号線を北上していった。時間帯にも依るのだろうが、那覇市周辺は交通量が多く、道路は渋滞していた。しばらく走ると沖縄ではとても有名なアイスクリーム屋のBLUE SEALの大型店、Big Dipがあった。 ここでシークワーサーと紅芋のアイスを食べた。ちなみにここではビッグディップアドベンチャーという山盛りのアイスクリームを食べることもできるとのこと。キーホルダーがオマケについて来るというのにちょっと惹かれたが冷静に考えるととんでもない量なのでさすがに頼まなかった。 この後どうするのかを考えた結果、島の東側にある中城城跡に行くことにした。ここまで行くためには山(といっても高さは低いのだが)を越えなくては行けないので、バスを利用することにした。 |
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12:35 大謝名発 運賃:410円 |
バスの路線図を見て中城城跡の近くに行く路線を探し、その路線の通る最寄りのバス停に向かった。沖縄本島は鉄道がないこともあってか、バス路線が大変発達していてしていて、しかもその路線は複雑多岐に渡っている。そしてバスに乗るときには系統番号を確認して手を挙げる。手を挙げないと止まらないらしい。 バスに乗って普天間基地の周りを走り、仲順というバス停に着いたところでバスを降りた。 |
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13:00 仲順バス停発
13:20 中城城跡着
入場料:300円 |
バスを降りてからしばらく上り坂を走って城跡を目指した。途中には昔の井戸がいくつかあったりした。しばらくして中城城跡に着いた。 ここの城跡はさっき見た首里城と違って建物が復元されているわけではなく、石垣や門だけがその姿をとどめていた。草の蒸した臭いに過去の隆盛を想像しながら見て回った。 ここの城跡の正門のさらに先からは海がとても綺麗に見えた。やはり城というのは立地条件の良いところに建てられているということか。 |
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中城城跡を離れて島の東側を南に進んでいった。途中、そーきそばを昼食に食べたり、オリオンビールでのどを潤したりしながら先へと進んでいった。 途中で海沿いを離れ坂道を上っていったのだが、あまりにもきつい坂だったので押して歩いていった。すると、通りがかった1BOXワゴンに乗ったおばさんが「熱中病になるよ」と言って坂のてっぺんまで車に乗せてくれた。大変ありがたいことであった。 そこからしばらく進んだ民家のわきに林の中を下る坂道があり、そこを下っていくと垣花桶川(かきのはなふぃーじゃー)に着いた。ここでは水が湧いていて、まわりがちょっとした水遊び場のようになっており、暑さの中、オアシスのようだった。水を飲んだり日焼けで火照った腕や顔を冷やしたりしてしばらくくつろいだ。ここからも海がよく見えてとても良い眺めだった。 |
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垣花桶川のところから一気に海まで下り、新原(にいはる)ビーチに行った。ここのビーチも今まで同じような白い砂浜&青い海だった。でも個人的には、宮古や八重山の海と比べると管理が行き届いているような気がしていまいちな気もした。人によって趣味が違うから何とも言えないが。 |
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16:30 新原ビーチ発
16:50 具志頭ドライブイン前バス停着 |
しばらく自転車で走っていたが、さすがに疲労の色が隠せなくなりつつあったので途中からバスに乗ることにした。 |
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17:10 具志頭ドライブイン前バス停発
運賃:270円 17:25 ひめゆりの塔バス停着 |
ひめゆりの塔は17:30までのようで、閉める準備をしていた。沖縄というのはリゾートアイランド的なイメージをどうしても持ってしまっていたのだが、こういったところに来ると悲しい歴史を多く持つ島であることが痛いほど理解できた。 |
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17:40 ひめゆりの塔発
18:35 瀬長島着 |
ひめゆりの塔からは自転車で空港を目指した。空港の手前に瀬長島という小さな島があり、時間もあったのでちょっと寄ってみた。ここには空港の滑走路の延長上にあり、滑走路の灯りが一直線に島へと続く橋を貫いていた。島には小さな浜があり、バーベキューを楽しんでいる人がいた。近くのグラウンドでは草野球を楽しんでいる人もいた。橋の横では中学生?が10人乗りぐらいのボートを漕ぐ練習をしていた。太陽も随分と傾き、旅の終わりを暗示しているようだった。 |
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18:50 瀬長島発
19:10 那覇空港着 |
空港で預けていた手荷物を受け取り、自転車を預け、夕食にタコライス(ご飯の上にタコスの具が乗っている食べ物)を食べた。そして、沖縄での5日間にやっぱりオリオンビールで乾杯をして、飛行機に乗り込んだ。 |
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20:40 那覇空港発
運賃:21,560円 23:00 東京(羽田)空港発 |
帰りも行きと同じ大きさの機体だった。那覇空港を離陸し、沖縄の島から飛行機は離れていった。2時間強で飛行機は東京へと到着した。 |
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23:40 羽田空港発 羽田空港<東京モノレール>浜松町 運賃:470円 浜松町<山手線>東京 |
荷物は羽田のような大きな空港でも機体が小さいために乗客が少なかったおかげで、すぐに帰ってきた。モノレールの駅へと向かい、家路を急いだ。 |
| 本日の出費:入場料(800,
200, 500円)、朝食、昼食、夕食、お酒、飲み物、おみやげ 航空券(21,560円)、バス(410, 270円)、モノレール(470円)、JR運賃(440円)、 京成運賃(420円) 計 12,000円ぐらい |
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| 08/02/2001 (Thu) 天気:曇り一時小雨 | |
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運賃:440円 運賃:420円 |
・・・さて、普通ならこれで終わるはずだと思うのだが、楽には帰らせてもらえなかった。終電は成田行きではなく、成田より手前の佐倉行きだったのだ。 |
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仕方なく、佐倉から自転車に乗りこの旅で一番の速さで自転車を走らせてどうにか帰着した。我ながらお疲れさま。 |
| 本日の出費:ジュース 計 150円ぐらい |
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